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再建については現在白紙!
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熊本県宇土市は8月18日、熊本地震で倒壊寸前になった市役所本庁舎の解体工事を始めた。2017年3月までに撤去する予定。現在、市役所敷地の2階建てプレハブ庁舎を中心に業務を続けているが、庁舎の再建は「現時点では白紙」としている。新庁舎は跡地や近くの公園などへの建設が検討されている。
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庁舎は1965年に建設され、地上5階建て(延べ6835㎡)。4月16日未明の本震で4階部分がつぶれ、倒壊寸前になった。立ち入りできず、書類などが残ったままになっている。市はまず4、5階について、月内にもクレーン車を使って棚ごと運び出す。
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この日は庁舎南側の1階部分の解体に着手し、重機が建物に近づけるようにした。並行して各階の窓の日よけ板も外していった。市の担当者は「倒壊の危険があり、一刻も早く解体に着手したかった。安全に作業を進めていく」と話した。
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この日の作業は議会棟とつながる1階部分を解体。続いて2~5階のひさし部分を撤去した。市都市整備課によると、今後、磁石付きの大型クレーンでスチール机やキャビネットなどを取り出し、2、3階は足場を組んで備品や書類を運び出すという。解体費は約3億8000万円の見込み。
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