京都府市保健環境研究所・低入:機器類未だ決まらず!

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低入調査で出した機材で何故決まらぬ!
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原因は五島電気建設・尾形電気工事JV!
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2017年8月9日、「京都府保健環境研究所及び京都市衛生環境研究所新築(合築)工事」が低入札となり保留扱いとなった件につき、本紙がニシムラ㈱(電材商社)と低入業者「五島電気建設・尾形電気工事JV」の姑息な手段で落札したことは、後のHPをご覧の読者なら知っているはず。
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本紙記事は、保健環境研究所の見積もりで、7月21日に予定価格は7億3710万円であると公表された。ニシムラ㈱が見積もった内容を調べると、機器・弱電では定価10億円、府の積算は4億5000万円程度であろう。工事費等は2億7~8000万円と推計できる。同じ見積書を3JVに渡し、個別に割引価格を提示する。その額は各JV違うが、最低額で3億程度ではないだろうか。入札額は5億7~8000万円になる。と掲載。
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なぜ落札できたかの内容は、8月10日の記事で「低入札保留中となっている「京都府保健環境研究所及び京都市衛生環境研究所新築(合築)工事」電気設備工事は、間違いなく「五島電気建設・尾形電気工事JV」が受注する。影の立役者は、ニシムラ㈱の電材・機器は間違いになく「あり得ない価格であっても必ず納入します」という保証書が京都府に出され、それを基にして落札となるからだ。」と掲載。
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これが功を奏し、8月12日の記事で、「低入保留となったのは7月20日、低入価格調査で21日かかり、8月10日に落札決定となった。低入の書類様式は大変多く、28項目のうち14項目は最低基準であり、添付資料も多いし、施工体制台帳もキッチリ書かなくてはならない。今回もニシムラ㈱が一次名義人として名を出さず、他業者やメーカーが台帳に出てくるのなら問題である。ニシムラ㈱は五島電気建設が見積もった機器・電材の細目について価格を入れているのだから、それを保証するニシムラ㈱の文書が入っているはずだ。各文書には表書きがあり、社名の欄には角印と丸印が押されるのが当たり前であるが、ニシムラ㈱は叩き値の文書に価格を入れて保証する文書を提出したなら、役所当局に積算価格を安くされても文句が言えない文書を出したことになる。」と掲載。
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同日の記事で、「今回の見積もり機器メーカーがニシムラ㈱に売りませんと通知しているようだ。見積もりも、商社ニシムラ㈱保証もメーカー名は明記している。買えないとなると大問題となる。この売りませんと言う言葉が、ニシムラ㈱から五島・尾形JVに伝えられているかという事である。」と掲載。
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お盆休みの8月14日、民間業者が休みの間のどさくさ紛れに、京都府は五島・尾形JVを落札者と決定した。この時点では、ニシムラ㈱の売りませんと言う品物は「制御盤、パナソニック製品、キュウビクル、放送、火報など」である。
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京都府は、ニシムラ㈱が出した売却承諾の社印が代表取締役の正印なのか単なる認印の社判なのか確認もせず、落札決定し、議会承認を取ってしまった。
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落札決定してから間もなく5か月、昨年12月下旬、業界内で保健環境研の電気工事で電材商社や工事業者が決まっていないようだという情報が入ってきた。
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本紙は、休みを挟んで2週間ほど情報を集めた結果、落札者の五島電気建設・尾形電気工事JVが「変な動きをしている。低入で出した書類通りの電設機材でなく、メーカー変更をしようと京都府に働きかけている」ということがキャッチできた。
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昨年の7月20日の低入保留から8月10日付けの落札決定、その後の各メーカー折衝と購入できないことは、8月14日の京都府の落札決定公表から当然わかっていたはずだ。
京都府が、もし「五島・尾形JVの泣き事を受けて府外メーカー、府外業者を許可するなら、公契約はあっても機能しない」ことになる。
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本紙は、この件につき「京都府建設交通部 山本悟司部長に聞いてみようと思う」が、尋ねても真面に答えてくれるのか、役人の答えは独特のハグラカシが主であるので、、、。
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