噂が先行する9月解散:自民党は勝てるか!

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総選挙はあるか!
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安部で選挙が勝てるか!
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安倍政権不人気の中、自民党は総選挙で勝つことはできるのか。
旧民主党の2野党、立憲主導で合併したいのだろうが、なかなか合意点が見いだせない。労働右派と労働左派が背後に控えていては、合併しても早晩離反することは目に見えている。だらしのない野党を見ていると、野党が政権党になることなど考えられない。
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かといって、自民党が絶対勝てるという保証もない。
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自民党が勝てる条件は、安倍総理が「四選を目指さない」と宣言することだろう。
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任期満了で私は退陣するが、「コロナを退治し、経済立て直しを図る次の内閣のために敢えて総選挙を実行する」と宣言するなら安倍政権に見切りを付けた国民も再度自民党を応援するのではないか。
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8月の内閣改造が安部浮揚のラストチャンスになると予想する政治評論家はそこそこいる。アメリカでのG7後の内閣改造で政権浮揚のキッカケを掴みたいのが本音だ。7月19日の内閣支持率は32%(6月は36%)、不支持は60%(6月は56%)だった。せめて40%台の支持率は確保したいところだが、どの施策も的外れなのは政権下落の呼び水になっている。指導力のない、飾り物の総理ならではの数字だ。
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安倍首相も解散について聞かれると、「頭の片隅にもない」と答えることが多い。だが、最近は、そう言いつつも「必要とあれば、ちゅうちょなく」とか、「神のみぞ知る」などと、思わせぶりの発言も目につく。
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2014年の年末選挙では、数カ月前に解散を決断していたが、ギリギリまで、その「秘密」を共有していたのは、ほんの数人だったという。
2020年はコロナも収まらず、豪雨災害も各地で発生し、対策費も莫大になり経済の再建も当面見込みが立たない。今の政権には期待が持たないというのが国民の答えだ。
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ただ何処かで「解散、総選挙」を考える時期が来ているのも事実だ。人気が来るあと1年、無策の策とばかり「だらだら」しているわけにもいかない。この無策のダラダラが通常国会終了とともに、首相周辺や自民党幹部から、一斉に「解散風」が吹き始めた。何より、「解散風」が吹き始めた時期が6月と早すぎた。首相が解散権を有効に使うつもりなら、野党も与党も、首相の取り巻き連中も油断している時に、奇襲解散をするのが一番であって、あまりにも早くから風が吹き始めたこと自体が疑わしい。
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しかし、政治の世界は何でもありだ。もし9月解散を本気で考えているとしたら、求心力の維持が最大の目的だ。しかし、総裁4選狙いであるなら選挙は大敗する。当面のコロナ問題と国民の生活困窮問題を主眼とするなら、20‐25議席マイナスで選挙は終えれるのではないか。
仮に総選挙でそこそこの成績を収めたとしても、自民党の次の政権のためなら良しとすべしだ。
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態勢を整えたら、早期に退陣すべきだろう。
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この世の中、心清き政治家は一人もいない。
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9月解散、やってほしいが、安倍総理は度胸がないだろう。
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