稲田防衛大臣:防衛幹や・隊員からは総好かん!

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廃棄した日報・実は陸自内で保管!

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本紙は、2月21日の記事「愛国者・稲田防衛大臣:陸自の消えた日誌が全部出てきた!」でも触れたが、“南スーダンの全文書が出てきた原因は、防衛省内で調査委員会の設置を要求され、浜田委員長も賛成の意向を示した途端、全文が出てきたことは、稲田大臣のいじめをそろそろ止めようかという事で陸自側がありましたといって、見つけたそぶりをした。”と指摘し通り、1月の段階で陸自も全文保管を確認していた。陸自を攻めるべきでなく、人選配置の安倍総理を攻めるべきだ。
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陸自トップが「南スーダンの日々報告」大規模な武力衝突の内容が記されている。
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安倍晋三首相は3月10日夕、官邸で記者団に対し、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の施設部隊について、5月末を目途に撤収させる考えを明らかにした。「先ほど国家安全保障会議を開催し、南スーダンに派遣中の自衛隊施設部隊は、現在従事している道路整備が終わる5月末を目途に、その活動を終了することを決定いたしました」
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3月16日、南スーダンのPKO部隊の日報を陸上自衛隊が保管していた問題で、陸上自衛隊トップの陸上幕僚長が、日報の存在について報告を受けていたことが防衛省幹部への取材でわかりました。陸上自衛隊はいったん公表を検討しましたが、その後、陸海空の各自衛隊を運用する統合幕僚監部から公表しない方針が伝えられたという。
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矢継ぎ早な撤収と文書保管の公表。何をどうすべきか、首相官邸と防衛省幹部との協議で「南スーダンから隊員を撤収し、間違っても犠牲者を出さない」ということと「文章はあったこと、それを隠していた幹部の辞職」という条件で、安倍総理から10日の「南スーダン撤収が公表」され、16日、陸自トップが文書保管を公式に公表した。裏返しに見ると。稲田防衛大臣の首を飛ばす前に、自衛隊員・国民の不評を買う前に手順を踏んでいるという事だろう。安倍内閣の防衛大臣、人選の不手際は総理にある。
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通常国会の会期は6月18日までの150日間。この期間に、閣僚の入れ替えは避けたい。直近の選挙である「東京都議会選挙」は7月2日が投票日だ。国会終了の2週間後に投票日であるが都議選自民党は30議席も危ないと言われる中、「衆議院4月解散」もささやかれる。
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3月5日の自民党の党大会で、安倍自民党総裁は、「緊張感を片時も忘れず、謙虚に、しかし、力強く挑戦し続けることをお誓いする」と語ったが、内に秘めているものは解散の2文字だろう。
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当面は、内閣不信につながる閣僚辞任は避けたいところで、国会終了後に第4次安倍内閣を組閣する方法もあり「何処から計算しても早期解散は愚の骨頂だ」と見ているのだろう。
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まずは、PKO問題を早く落ち着けたいのが総理の気持ちだろう。
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