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報道も警察発表の内容ばかり!
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独自取材をあきらめたのか!
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偽りの文書で暴力団幹部の収監を邪魔したという事で、2月14日に家宅捜査が行われたのだが、時間とともに偽診断書の話から、学長が贈収賄に絡んでいたというニュアンスに変わってきた。
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いつの間にか、偽診断書の書くことを指示した吉村院長の話は、萎んでしまった。事務局も、「それぞれの病状の時に医師として判断した病状で書いておるわけで、まさに疑問符だらけで、不正はなかった」との会見もしている。
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新聞は、民間大手「康生会武田病院」(同)側から長期間にわたり多額の飲食代を提供されていた疑いのあることが2月16日、捜査関係者への取材で分かった。医大幹部が頻繁に利用した高級飲食店の飲食代を武田側が負担していたとみられ、京都府警は医大幹部と武田側との間で不正なつながりがなかったかどうかを調べている。捜査関係者によると、この医大幹部は、京都市内の高級飲食店を頻繁に利用。長期間にわたり医大幹部の飲食代名目として、武田側からこの店に定期的に資金が移っていた。
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本紙は昨日、吉川学長が府立大学事務局に送った「今回の件について」と題するコメントを入手し掲載した。
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この文書、事務局からは公表されず、業を煮やした吉川学長の代理人・辻弁護士が、記者会見をし、「今回の件について」と題するコメントを読み上げた。しかし、最後の下り「自ら辞任するつもりはございません」という箇所は割愛されたようだ。
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近く記者会見をし、吉川学長自らが説明すると言っているが、事務局は「病院での場所の提供やサポートもしない」という。辻代理人は、病院側のこの態度に腹を立てているという。
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事務局のこの態度は、某元議員が吉川学長の追い落としに動いていた裏には、過去の学長選での遺恨がありありと見えるようだ。昨年暮れの学長選考規定で、上限は2期までと決めたが、立候補するはずの丸中教授は、吉川学長の三選機運が高いことから立候補を取りやめたため、自動的に吉川学長三選となったのが、2月に入ってからだ。
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どういう分けか、某元議員が警察の捜査状況をどう嗅ぎ付けたのか、リークされたのか、偽診断書と吉川学長の一件で動いていたようだ。某元議員と前学長のY氏は今でも共同選を張り復権を狙っているというのが専らの噂であるが、あながち否定する話でもあるまい。
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新年度から3期目に入る吉川学長。3期目を良しとしない一部勢力が、追い落としを狙い山内副知事へ日参していた。その内容の詳細分からぬが、府立医大の3副学長(久保、渡辺、吉村)を呼んで「大学側が自分たちできちんと出来るだろう」と言われてから、事務局も院長の潔白を主張したが、吉川学長については「自らがきちんと説明すべきだ」と手のひらを返している。
近く外部有識者からなる委員会を招集し、調査をするようだが、京都府や大学病院が指名する委員の内容次第では、「辞任ありき」がまかり通ることになりかねない。
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京都府立医大病院も、魑魅魍魎の世界となりつつある。
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