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施設整備費は3183億!
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西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転と自衛隊基地整備計画で、防衛省は島を1周する管理用道路の敷設を環境影響評価(アセスメント)の対象に加えず、道路整備の一環として葉山港岸壁の工事に着手した。2021年度は道路以外に生コン仮設プラントなど少なくとも計約237億円の事業を既に契約。
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全体工期は4年程度を想定しており、2022年度中の本体工事の着手する。滑走路は、長さ2450mの主滑走路と長さ1830mの横風用滑走路の2本を「く」の字に配置する。飛行場関連施設は、駐機場、ウォームアップエプロン、航空保安無線施設、航空灯火、格納庫など。飛行場支援施設は、管制塔、庁舎、通信局舎、飛行管理棟、補給倉庫、消防車庫、隊舎、食堂、浴場、厚生施設、体育館など。このほか、燃料施設や訓練施設などを設置する。滑走路などの陸域工事の土工量は、切り土・盛り土ともに1100万m3を見込む。
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係留施設は、北接続施設長さ約500m、北防波堤長さ約500m、南接続施設長さ約450m、一般桟橋長さ約400m、消波堤防長さ約550m、南防波堤長さ約500m、東防波堤長さ約600m、東沖防波堤長さ約450mを整備する。
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4月だけで21年度の総額超える435億円契約。4月に契約した基地関連工事は7件計435億円超だったと公表した。
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4月は、これまでで最大規模の工事となる敷地造成をゼネコンの鹿島・五洋建設・藤田建設興業JVが332億円で落札・契約した。切り土約45万m3、盛り土約42万m3の工事で、期間は26日から25年5月。
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契約はこのほか、5階建て管制塔の新築37億4800万円▽管制塔の機械、電気工事2件計15億3000万円▽燃料貯蔵施設整備3件計50億円。21年度は生コン仮設プラントなど計約237億円を契約した。
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