リニア・第一中京圏T 西尾工区:大成JV・落石事故!

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事故は3件目!
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JR東海は3月2日、愛知県春日井市西尾町のリニア中央新幹線トンネル工事現場で1日夕、吹き付けたコンクリート片が剥がれ落ち、40代男性作業員が右肋骨を折り、右肺を挫傷するけがをしたと発表した。
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JR東海によると、事故は1日午後4時40分ごろ、第一中京圏トンネルの西尾工区で発生。トンネル本体になる「本坑」を広げる工事中に、高さ約7.5mの壁面に吹き付けたコンクリート片(縦1m、横2m、厚さ約10㎝)が剥がれ落ち、一部が作業員の右肩に当たったという。当時、近くにいた他の作業員6人にけがはなかった。
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発表によると、現場は坑口から約1.4㎞の本線トンネル内。事故当時は作業員7人がいた。発破でトンネルを広げる掘削工事で、露出した地山が崩れないよう吹きつけた高さ約7.5mの天井近くのコンクリート(2㎡、4~500㎏当)がはがれ、ばらばらになって落下。その一部が男性の肩に当たったという。
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リニアの建設工事では、2021年10月にも岐阜県中津川市で作業員2人が死傷する事故が発生している。公表されたリニアのトンネル工事事故は3件目。
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事故を受け、工事は中断し再発防止策を講じるが、リニア全体の工期に「影響はない」(担当者)としている。JR東海は今回の事故原因について調査中としているが、作業はガイドラインを遵守して行われていたという。
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JR東海は2017年2月28日、リニア中央新幹線の建設プロジェクトで、「中央新幹線第一中京圏トンネル新設(西尾工区)」の施工者を決める公募競争見積もり方式の手続きを開始した。

2017年9月6日JR東海は、リニア中央新幹線「第一中京圏トンネル」新設工事のうち、春日井市を通る「西尾工区」の施工者を大成建設・日本国土開発・ジェイアール東海建設JVに決めたことを明らかにした。
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【工事概要】
愛知と岐阜の県境をまたぐ「第一中京圏トンネル」(延長約34.2㎞)の一部区間と非常口などを建設する。同トンネル関連の初弾工事で、リニア新幹線本線のトンネル区間では東京・神奈川間に整備する第一首都圏トンネル(同36.9㎞)に次いで2番目に長いトンネルとなる。
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工事場所は愛知県春日井市西尾町。第一中京圏トンネルの中間部に当たる約4.7㎞の本線トンネルのほか、非常口(斜坑)、保守基地連絡坑などの建設工事を行う。施工区域は主に美濃帯堆積岩類や領家帯花こう岩類を有する地山での掘削作業となる。最大断面積300㎡以上の区間を含み、高度な施工技術が求められる。
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追加予定工事を含めた工期は2024年9月30日まで。
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【第一中京圏トンネル 他工区の施工者】
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「坂下西工区」安藤ハザマ・不動テトラ・福田組JV
2018.06.21、JR東海は、リニア中央新幹線の大深度地下トンネル工事第2弾となる愛知県内の「坂下西工区」の施工者に安藤ハザマ・不動テトラ・福田組JVを選定した。この工区の中間に設ける「神領非常口」は、安藤ハザマ・不動テトラJVに決定。6月13日に両工事の契約を締結した。
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「大針工区」を佐藤工業・大豊建設・鈴中工業
2019年4月1日、JR東海は、リニア中央新幹線(品川~名古屋間)の「第一中京圏トンネル新設(大針工区)」について、佐藤工業・大豊建設・鈴中工業JVを施工者に決めたと発表した。
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「名城工区」前田建設・三井住友建設・大日本土木
2019年7月29日、第一中京圏トンネル新設(名城工区)」の設計・施工者が前田建設・三井住友建設・大日本土木JVに決まった。7月26日に契約した。
「第一中京圏トンネル」(延長約34.2㎞)のうち、名古屋駅とつながる名城工区約7.6㎞のシールドトンネル。土かぶりが最大約80mに及ぶ大深度地下区間を、大断面のシールド機で長距離掘進する難工事となる。
工事場所は愛知県春日井市勝川町~名古屋市中村区名駅間。発進立坑の名城非常口(施工者=大林組・戸田建設・ジェイアール東海建設JV)から到達立坑の勝川非常口(工事発注手続き中)までを掘進した後、名城非常口~名古屋駅間の掘進工事に着手する。シールド機は1基を転用する計画。工期は2026年3月15日まで。
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「坂下東工区」五洋建設・エクシオグループJV
2021年11月9日、 JR東海は、リニア中央新幹線(品川~名古屋間)の第一中京圏トンネル「坂下東工区」について、設計・施工者を五洋建設・エクシオグループJVに決めた。
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