滋賀県食肉公社:大野和三郎県会議員の言葉!

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早く副生物組合を切って・別業者と契約せよ!
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知事はありきたりの答弁に!
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滋賀食肉センター施設使用に係る副生物処理業務の取引業務について内部の意向が見えてきた。
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4月 副生物組合による副生物処理、取引業務の当面の継続。
副生物組合に対して、公社が示す条件の履行を求め、令和3年度上半期を目途に副生物処理、取引業務に関する必要な見直しを図る。
と畜検査体制の見直しがはかられ、公社から未払使用料等請求事件訴訟提起された。
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平成27年4月1日付け財産使用契約について、公社は「契約第3条および債務不履行を理由とする契約の解除は有効」とし、副生物組合は賃貸借契約であり、公社の主張する解除理由は認められず、契約は令和3年4月1日以降も存在すると主張。
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施設使用契約は有効と組合は提訴、これに対し公社は施設未払金を即刻払えと応訴。
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公社側の裁判の見通しを
訴訟終了(判決確定または和解)までは、強制的に事業者交代はできない(事実上、副生物組合による業務が継続)。地裁の判決が出るまでには1年以上かかる見込み(高裁へ控訴の可能性もあり)と判断している。
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公社側の対応は
副生物組合との間の訴訟の勝訴に向けで訴訟手続を進め、司法の場で副生物処理・取引の実態を明らかにし、業務の適正化を図るとし、
裁判所から和解を勧められた際には、
・副生物組合の提訴した訴訟の取り下げ
・公社に対する長期未払金の一括返済
.適正なルールでの処理?取引を担保する新たな契約の締結 などを条件とする。
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たとえ、副生物組合が公社条件を承諾した場合でも、年度更新時点などで、あらためてセンターにおける副生物処理事業者を公募により選定する。と内部決定している模様だ。
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そのような動きの中、11月16日、17日に開かれた三日月知事と県議会各派との政策協議会において、大野和三郎議員から利益誘導ともとれる言葉が出た。
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大野和三郎議員
1点だけ申し上げておくと、まあ知事も御存じのとおり、本県と滋賀県副生物協同組合とは訴訟起こしていますね。まあ、それは滋賀食肉公社財産使用契約書に基づくところの使用量の未払い、したがって契約の解除を告知したところ、つまりその当初の処理頭数より少ないので収益が上がらない、ということで組合側が提訴して、じゃあ本県は応訴ということで使用量の請求を求めている訴訟何ですが、私が申し上げたいのは、まずは訴訟中であっても副生物組合に代わる法人がまあ手を挙げているわけなんで、それが現場の現場の混乱を招かないよう、しっかり県として、きっかけを作る必要があるんです。
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なるほど昔はね、何十年も前の昔は、畜産業はこれは同和地区における伝統的産業ということで一定保護されてきた。でも、そんな時代じゃないんです。ご存じの通り、ちたい改革法が失効してもう何十年でしょ。したがって、畜産業なので、食肉業なのでということで、法律も、まあ率直に申し上げて、同和地区に対する批判ゴタゴタとなって、批判を浴びるのを避けるがために、3年間も4年間も未納のまま本日ここまで来ているわけでしょ。それをしっかりと意味を付けないと、何時まで経っても被差別部落に対する理解が深まらない。そんなことを言うと公社然り、人権問題然り、その辺を真剣に踏まえて頂いて、知事の思うところ、本音を述べて欲しい。
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三日月知事
畜産、近江牛をはじめとする畜産業は、本県の大変重要な産業ですので、そういった肉の屠畜等ですね、公正に確実に行えるようにすることは大変重要な事だと思う。
様々な問題があって、司法で提訴等もされているところではあるが、出来る限り早くこの状況を打開できるように努めて行きたい。
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大野議員
知事のそういった重いがね、まあ、畜産、農政水産部長など、しっかりと、訴訟中であっても、別にエントリーしている法人があるので、当然、現場の混乱をどうしたら避けられるかということを精査したうえで新たに契約更新して、副生物組合との契約の解除、しっかりとあんじょう進めるように指示をして頂きたい。
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三日月知事
具体のことは、この場で答弁差し控えますけども、おっしゃった通り、一日屠畜が行われて出てくるものがございますので、そういったものがしっかりと適正に処理される事は重要だと思う。そのために何をすればいいのか、しっかりと取り組んでいきたいですし、そういった主旨・支持がしっかりと担当する職員、そして関係する団体等に伝わるということが大事だと思うので、しっかり取り組んでいく。
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さて、2020年の副産物処理業のプロポーザルで、エスフーズが落札したが、そもそも公社と副産物組合の施設使用料に絡む単純な話しなら、裁判所から和解にしたらという斡旋を公社側が拒否し、処理物組合の内容を全て明らかにせよという主張。そのうえで和解にするか否かを決めようというのだ。
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和解条件に全て手の内を公社に出せという要求は、次のプロポーザル業者に内容を渡そうという魂胆などだろう。
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大野議員が知事に行っている内容は、火に油を注いでいるようなもの。県も公社も、どっちを向いて業界指導をしているのだろうか。
公平さを取ってしまったら、利権屋のお先棒を担いでいることになる。
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危ない、危ない。
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