日越首脳・防衛装備移転へ合意:12か国目!

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中国へのけん制・スタート!
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安倍首相の時と同じくベトナム・インドネシア訪問!
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菅首相は会談で中国を念頭に「東・南シナ海で一方的な現状変更の試みを深刻に懸念しており、ベトナムと引き続き連携していく」と発言。フック首相は「深刻な懸念を共有する」と同調した。
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ベトナム訪問中の菅義偉首相は10月19日、ハノイで同国のグエン・スアン・フック首相と会談し、日本からの防衛装備品移転を可能とする協定締結で実質的に合意した。ベトナムは中国と南シナ海で領有権を争っており、両国が防衛協力を深めることで、同地域で強硬姿勢を強める中国をけん制する狙いがある。
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実質合意したのは、日本から海外へ防衛装備品の輸出を可能とする防衛装備品・技術移転協定。日本は既に9カ国と締結済みで、アジアではフィリピン、マレーシアに続き3カ国目となる。菅首相は会談後の共同記者発表で「両国の安全保障分野の大きな一歩だ。さらなる進展を確信する」と強調した。
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20日にハノイ市からインドネシアのジャカルタに移動する。その後、21日にジャカルタを出発し、同日に東京に到着する予定。
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【防衛装備移転】
日本と米国との防衛装備・技術協力関係は、92(平成4)年以降、23件の共同研究と1件の共同開発を実施している。
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1.英国との間では、13(平成25)年7月、日英防衛装備品・技術移転協定を締結。
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2.フランスとの間では、14(平成26)年1月、防衛装備品協力及び輸出管理措置に関する委員会をそれぞれ設置し、15(平成27)年3月には、日仏防衛装備品・技術移転協定12に署名した。
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3.ドイツとの間では、17(平成29)年7月、日独防衛装備品・技術移転協定の署名。
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4.イタリアとの間では、17(平成29)年5月、日伊防衛装備品・技術移転協定の署名。
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5.オーストラリアとの間では、14(平成26)年7月、日豪防衛装備品・技術移転協定の署名。
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6.インドとの防衛装備・技術協力は、日印の特別な戦略的グローバル・パートナーシップに基づく重要な協力分野と位置付けられており、15(平成27)年12月の日印首脳会談において日印防衛装備品・技術移転協定の署名。
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7.ASEAN諸国では、フィリピン(16(平成28年)9月の日比首脳会談・海自TC-90練習機の移転合意)とマレーシア(18(平成30)年4月、日馬防衛装備品・技術移転協定の署名)
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