京都生コン業界:連帯と縁が切れるのか!

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滋賀、京都の業界は頭かくして尻かくさず!
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京都府警本部の動きが洛南生コン協組の幹部2人を逮捕したが、起訴猶予処分で釈放された。その後は、京都生コン協組の理事等の調べを進めていたようだが、近畿生コン破産事件に絡む不透明金銭の支出については連帯の武建一委員長と湯川副委員長の逮捕だけで、それ以外の逮捕者はいないようだ。
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何故事件が拡大しないのかは分からないが、新たな連帯の事件による逮捕者が出るのか、業界も「あるだろう、ないだろう」と二分されている。京都の生コン製造業者は「首をすくめて成り行きを見ている」状態だ。
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滋賀県にしても、京都にしても、各製造業者は業容拡大のために「連帯を利用」していた時期がある。滋賀県から始まり、京都においても連帯の逮捕者が出ており、連帯に近い業者は警察を意識し鳴りを潜めている。滋賀県ではこれから先、1~2の事件で逮捕者が出るだろうと予想されているが、大津地方裁判所の傍聴が連帯などの動員された傍聴人ばかりで、生コン業者などの傍聴人はいない。
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業界と連帯は業容と金の関係であり、裏社会の関係とは様子が違う。生コン業者が商い高を拡大するために連帯を利用し、連帯は日々雇用を使うことを求め、影響下にある運送会社の常時使用と圧送ポンプのセット利用をも要求し、賦課金を徴収してきた。
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この手法は新興宗教の布教と似ており、お布施を集めるために狂信的幹部育成と裾野の拡大を図ってきたことと似ている。
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滋賀県や京都市周辺の生コン協同組合は、連帯の逮捕劇を我関せずのスタイルを取っているが、連帯と切れたわけではない。逮捕された連帯幹部、特に武健一委員長、湯川裕司副委員長の判決が大阪地裁、大津地裁、京都地裁でどのような判決が下され、何年間収監されるのかである。

高齢の武委員長は長いだろうが、若い湯川副委員長はどんなに長くても10年以下だろう。出てきたとしても50台半ばだ。
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連帯の過去をみても、武委員長が刑期を終えて帰ってきてから、組織拡大が続いている。次代はカリスマ性はなくても湯川副委員長と思っている連帯幹部もいるだろうし、湯川委員長には金もある。
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業界は、連帯が復活したら、、、報復はあるかもしれない。という点で、連帯と薄いながらも繋がっている。それが、生コン運輸で連帯系の輸送会社を使っている。京都生コン協組の理事長の経営する洛北生コンであり、宝ヶ池建材であり、コーカイコンクリートであり、灰孝生コン・千原生コンである。
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業界が連帯と縁を切り始めたにも関わらず、一部の古参業者が連帯の資金源である生コン輸送や圧送ポンプ、日々雇用を運転手として雇用していることは、間接的に連帯と縁を結んでいるということだ。
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連帯ユニオン関生支部の幹部も相次いで脱退しているようだという情報もある。何人が脱退したのか調査中である。
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