ケリー氏とボルトン氏:不法移民めぐり・激しい口論! 

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トランプ政権に亀裂か!
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米CNNテレビなど主要メディアは10月18日、複数の関係者の話として、ケリー大統領首席補佐官とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がホワイトハウスで同日、中南米からの不法移民流入問題をめぐって激しく怒鳴り合ったと伝えた。
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移民問題をめぐっては、国境警備を管轄するニールセン国土安全保障長官の対応が「手ぬるい」としてボルトン氏らから批判が出ている。ケリー氏とボルトン氏の口論は、移民問題をめぐりトランプ政権内部で大きな意見対立があることを浮き彫りにするもので、以前に取り沙汰されたケリー氏やニールセン氏の辞任説が再浮上する恐れもある。
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不法移民問題をめぐっては、中米ホンジュラスから徒歩でメキシコなどを通って米国入りを目指す数千人の移民集団が北上を続けている。移民対策で強硬論を唱えるボルトン氏がニールセン氏について「きちんと仕事をすべきだ」と批判したところ、同氏の前任の国土安全保障長官で、かつては同氏の上司だったケリー氏が憤激し、口論に発展した。
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トランプ大統領は双方のやり取りを聞いていたが、これに先立つ同日朝にツイッターで、不法移民集団の経由国であるメキシコに対し、移民集団の北上を阻止するよう要請した上で、「阻止できないのなら米軍を動員して国境を封鎖する!」と主張。口論でもボルトン氏に加勢し、ケリー氏の怒りに拍車をかけたという。
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これに関し、サンダース大統領報道官は声明で「私たちは移民問題の解決を熱烈に希求する一方、各人に対して怒りを抱いていない」とした上で、「民主党は政治的理由だけで国境開放を唱えており、恥を知るべきだ」と述べ、11月の中間選挙をにらんで不法移民問題の争点化を図る民主党を強く批判した。
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ポンペオ国務長官は19日にメキシコを訪れ、不法移民集団への対応を直接要求する。NBCテレビによると、13日に編成された不法移民集団はホンジュラスから隣のグアテマラに入り、18日までに約4000人規模に増大した。
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