新山科浄水場・導水トンネル入札:何処が落とすか!

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本命・岡野組と組んだところが落札!
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昨日の記事で、京都市上下水道の入札公告等のページから入札番号No4290003400、案件名「新山科浄水場、導水トンネル築造工事」は付帯工事を含み概算事業費は200億円である。厚労省の耐震化交付金を60億円余り当て込んでいる。
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工事は発進立坑、到達立坑、シールド工事、内挿管布設工そして構造物の築造となる。

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このトンネル工事、大手スーパー4社、中堅、地場業者5社で構成するJV。いま資格審査中であるが、リニア新幹線談合で大林組が談合であったことを特捜、公取に申告し、1月23日には清水建設が特捜に申し出た。大成建設と鹿島建設は談合していないという。
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このことで、大林組は参加せず、参加したはずの清水も23日には参加取りやめをしたであろう。審査締切(19日)の4日後には清水も外れたなら、大手スーパーは2社となり、京都市上下水道局は当てが外れたことになる。
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本紙は、この程度のシールドトンネルなら、中堅ゼネコンと地場企業で十分こなせると思っている。問題なのは、地元建設業協会長の岡野組がどこと組んだのかである。誰が見ても、美味しい工事の落札には岡野組が絡んでいるからである。締め切った時点で岡野組が清水建設と組んでいたという情報はない。組んだなら大成建設か鹿島建設である。
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開札の3月13日までは時間がある。何JVが応札したのか。現在調査中である。10JV以下であることは確実だ。分かり次第、順次掲載してゆく。
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