産廃の怪文書・第3弾が出た:ターゲットは?!続

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建設業・関東排出事業者!
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環境省の産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成25年度実績)の結果から建設業の総排出量は上位から4番目で約8,035万トンで、汚泥は約1億6,417万トンである。産業廃棄物量の多いのは建設汚泥である。
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東京、神奈川の建設汚泥の排出量はダントツであり、やはり再開発工事の数の違いが排出量に拍車をかけていると思われる。建築物を建てるにしても地盤改良を含め建設杭汚泥も出るし、地下貯水槽や地下高速道、地下を張り巡らす鉄道と建設汚泥にはことかかない。なかには汚染土(過去に埋め立てられた建設残土)が出てくることもある。
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汚染指定地なら汚染土処理となるが、事前の土壌分析でもしない限り汚染度合もわからず、単なる建設汚泥として処理される。
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東京、神奈川からガット船による建設汚泥が中部、関西へと送られ来る。今回は、東京、神奈川のゼネコン(地元業者は除外)から、どの程度の量が出ているのかデータを調べてみた。完全網羅しているわけではないので参考として見て頂きたい。
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東京・神奈川のゼネコンの排出量。