滋賀県・各地の建設現場から:悲鳴が聞こえてくる!

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建設業者は生コン工場を選べないのか!
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最近、滋賀県下で建設業者が悲鳴を上げている。生コンを発注する際に、建設業者は付き合いがあるところや、知己の業者からの紹介などで、単価を交渉しながら生コン工場へ発注するはずなのだが、どうも、様子が違うようだ。
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協同組合生コン(イン)と未加入の生コン業者(アウト)があり、建設業者はマル適マーク、JIS規格業者であるなら、どこへ発注しても良い筈だ。
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ところが、各地の現場に、嫌がらせとか、難癖に近い、言い換えればイチャモンとも取れる嫌がらせが起きている。
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・工事用覆工板が道路にはみ出ており、危険極まりない。けがをしたらどうする。とか、
・(車道で生コン圧送をし、ポンプ車に送る生コンを見て)道路占有許可を取っているのか、1mの歩道を確保しているのか。挙句に110番する。とか、
・違法改造車で現場へ来ている。とか、
・(工業団地の工事で)ここに入っている業者は、余計なところにステッカーを張っている。とか、
・(現場帰りに、道路の端で生コン車の洗浄を)廃水液は産廃であり、それを側溝に流しているが、産廃法違反だ。(廃液はタンクに戻していても)、とか
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意味のある苦情ならいざ知らず、現場に難癖をつけている本当の狙いは、生コンの業者選定を特定の業者にしようとする行動である。生コン業者に、直接嫌がらせをしたら営業妨害で訴えられるからだ。現場は、迷惑この上ないが、苦情を持っていくところがないのだ。
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このような嫌がらせは「連帯」がやっていることは分かっていても、1人、2人がやってきて嫌がらせ的苦情をし、それをビデオに撮っているというから、始末が悪い。各現場は手の打ちようがなく、所轄署や滋賀県警に相談に行くしか方法がないのである。
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そのような仕打ちにあったなら、各現場も、その様子をビデオにとり、警察に持ち込むと良い。各地の現場で起きている状況がビデオに撮られ、それらが5本、10本と警察に集まれば、苦情を言いに来た連中が何人で歩いているか分かる。
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警察も対処しやすいのだから、ぜひ、ビデオ録画をお勧めする。
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つづく
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