森友学園・土地:国有地払下げでは珍しい・謄本!

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土地謄本は何を語るのか!
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学園側は2月26日、小学校ホームページで、土砂の一部を地下に「仮置きした」とし、28日ごろに廃棄物の搬出を始めるとしており、市は当日も現地確認する予定だ。現地ではスケルトンを使い、廃棄物と土砂に選別している。
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熱心に分別しているには訳がある。埋めてあった土砂は混合廃棄物になり、処分費も高くなる。埋設物(720t)除去費は約8632万円、土壌汚染(汚染土1090トン)処理費は約4543万円を財務局から処理費として受領したが、これ以外に場内から出てきた廃棄物は何処へ行ったのか判然としない。8億1900万円もの廃棄物が搬出されたとしたら、最低でも5500台からのダンプが出ることになる。
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実は、地中10mもの廃棄物が埋まっていなかったのか、出てきても大量でないので校舎の下に埋め込んだのか、現在残っている廃棄混じり土砂が廃棄物でないのか。汚染土にしても、廃棄物にしてもマニフェストというものがある以上、必ず痕跡は残る。周辺住民が、搬出ダンプは少ない。というのも頷ける。
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簡単に言えば、3mの範囲で廃棄物処理したが、それより地下には廃棄物は10%もなかったのではないのか。財務局は、籠池理事長の策にまんまと引っかかり、値を下げたのだろう。何といっても「日本会議の大阪支部長」で時の安倍首相の政治ブレーンの系譜なのだから。財務省も、大阪府も、私学審議会も、豊中市も「安倍首相がバックにいると錯覚させる」言い方をしたなら、それぞれ阿吽の呼吸をもって処理することになる。
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広告塔に使われた安倍晋三夫婦は、今になって「臍をかんでも遅い」ことを身をもって知ったことだろう。特に昭恵夫人は頼まれれば見知らぬ「NPO法人の会長」になったりと、亭主の足を引っ張りそうなことが多い。昔から、雌鶏さえずって国滅ぶという諺もある。
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<財務省の買戻し特約付き謄本>