京都府立医科大:狙いは「偽造診断書」か「贈収賄」か!

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情報を集めていると・別な話が浮かんできた!
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京都府警・贈収賄に発展させたい模様!
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京都府立医科大学学長・吉川敏一氏が、淡海一家総長の腎臓移植で診断書偽造で収監を遅らせ、紹介元の武田病院から金を受け取ったのではないかという疑惑がマスコミに流れ、大騒ぎとなっている。淡海一家総長は収監され、事なきかと思っていたが、あにはからんや「もっと根が深い」というような言葉がちらほらと聞こえてきた。
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京都府山田知事も内部では「晴れた日もあるし、雨の日もあるさ」と、ドンと構えていたが、態度が急変し府議会で徹底解明を打ち出した。
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本紙も府立医大の成り行きに関心をもって情報を収集しているが、その過程で、少々おかしなことに気がついた。
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事件の出だしは、恐喝罪で実刑確定後も持病を理由に服役していなかった暴力団組長の高山義友希元被告(60)について、京都府警は2月14日午前、刑務所への収容を逃れる目的で虚偽の診断書などが作られた疑いがあるとして、診断書作成に関わった京都府立医科大付属病院と同大学=いずれも京都市上京区=を虚偽公文書作成などの疑いで家宅捜索を始めた。高山総長は、14日に大阪刑務所に収監されました。
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去年、総長が通院していた武田病院でも「重い不整脈のため収監に耐えられない」などとする、事実と異なる内容の報告書が作成され、検察に提出されていた疑いのあることがわかったという。警察は14日に続いて、武田病院についても虚偽診断書作成などの容疑で、関係先を捜索するとともに、担当の医師などから話を聞いて詳しいいきさつを調べている。
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武田病院の武田隆久理事長は、高山総長とは面識がないとしたうえで、「重い不整脈のため突然死する可能性があるかもしれず、医療刑務所が相当ではないかという診断書を書いたと聞いている。主治医がきちんと診断して問題はないと思う」と話しています。
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この手入れは、大学病院の医師たちが、ヤクザの親分のために、お上にウソをついていた疑いがあるというわけだ。が、移植手術から2年近く経っても高山受刑者の病状が回復しないことを不審に思った大阪高検が昨年6月、京都府警に健康状態を問い合わせたことから、今回の捜査が始まったという。
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「大阪高検から照会を受けた府警が、高山周辺から情報収集したところ、健康状態は良好であることが分かった。にもかかわらず、府立医大から〈収監に耐えられない〉との意見書が提出され続けていることに疑念を抱いた府警は、府立医大の内偵に入った。府立医大内部から極秘に高山総長の電子カルテ(従来、医師が診察の経過を記入していた紙のカルテを電子データ化し、病院のデータベースに保存したもの)の任意提出を受けたところ、腎機能の目安となるクレアチニンの数値が、電子カルテ上では〈1.1〉などと正常値が記録されていた。ところが、同時期に高検に提出された回答書には〈10.6〉などと実際の10倍もの異常値が記されていたことが分かった。回答書は高山の主治医である吉村了勇病院長(64)名で提出されていたのだが、実際に意見書を書いたとされるのは、吉村病院長が教授を務める移植・一般外科の講師(44歳)。府警はこの講師を任意で聴取したところ、『吉村病院長の指示で書かされた』などと供述したことなどから、強制捜査に踏み切った」
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大阪高検が高山総長を収監するのと同時に、京都府警は附属病院の家宅捜索に着手。講師の勤務する移植・一般外科や病院長室だけでなく、府立医大のトップ、吉川敏一学長(69)の学長室、さらには学長の自宅にまで及んだという。
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「今回の事件で、府警や京都地検は、吉川学長の関与も疑っている。というのも、府警が吉村病院長や医師の周辺を洗ったところ、高山総長が移植手術を受ける前段階で、吉村病院長や医師と、早朝との病院外での接点は見つからなかった。ところが、府警がさらに内偵を進めたところ、移植手術が行われる約1カ月前、吉川学長が総長と行きつけの店で食事をしていたことが分かった」
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吉川学長は2011年に学長に就任。以降、2期6年にわたって学長を務め、改選期となる今年も続投に意欲を示し、三選を目指していた。
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このような話になると、診断書偽装から武田病院と吉川学長の贈収賄の方向へ捜査が進んでいるような気配だ。
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この記事を書いている最中に、吉川学長の三選に反対する某元議員の存在が浮かび上がってきた。某元議員は京都府の副知事室へ頻繁というより毎日のように出入りし、何かを画策していたようだし、京都府立医科大学の事務局にも吉川学長を降ろせと強硬にねじ込んでいたという。
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なにやら、あらぬ方向へコトが進んでいるようだが、、。
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つづく
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