豊洲移転:小池知事の移転延期に正論はあるか!

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引っ掻き回して・また専門家会議で時間稼ぎか!
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築地市場の移転先、豊洲市場の地下水調査の最終結果が1月14日に発表された。環境基準を大幅に上回る有害物質が検出された。
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調査結果は、外部有識者からなる「専門家会議」が1月14日、築地市場で公表した。地下水の一部から、環境基準を上回る有害物質が検出された。以前から、地下の溜まった水は「汚染された水ではないか」との指摘も出た。
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2016年10月、まず建物の安全性に関して「安全」だとの認識で一致した。地下空間が耐震性を下げるわけではなく、重機や水の重さで床が抜けることはない、と設計を担当した日建設計が説明。チームの専門家たちも、その考えに同意し、建物の安全性を確認した。
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懸念は、地下の溜まった水の調査結果であった。最終結果で基準値を上回った「環境基準」は、環境省が定めている。飲用を前提に、達成するのが望ましいとする値であり、市場の食品に直接触れる水ではない。危険視するなら、築地で床を清掃するのに川の水を使用しているが、この川も細菌など危険な水である。専門家も、 「そもそも、あの地下水を飲むわけではないし、市場で使うわけでもないのだから、危険か安全かの議論で言えば、安全であると言えます」し、「飲み水ではない地下水から、環境基準以上の数値が出ることは頻繁にある。『排水基準』を満たしていれば、河川などに流しても問題はありません」という。
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事は単純明快なのが、使用しない地下水を目の敵にする小池知事は、移転させない理由を「安全・安心」という言葉で表現しているが、建築物は構造的にも安全であることはハッキリしている。
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安心というのは市場内で使う水や空気が安心でないと言うのならわかるが、地下の水が安心でないなら、ポンプで川へ捨てればよい。浄化方法は幾らでもある。時間稼ぎした後で、地下の一部をコンクリートで塞ぐので設計と入札、工事を合わせると3年てな事になりそうな気配。
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