元都議・損賠請求:慎太郎氏と舛添氏に91億円!

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後藤雄一元都議の行政訴訟「都知事として失格」!
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石原慎太郎元都知事と舛添要一前知事を直撃する、衝撃的な行政訴訟が起こされた。かつて都議会で税金のムダ遣いを追及してきた後藤雄一元都議(無所属・行革110番)が11月30日、豊洲新市場の「盛り土」問題で東京都に対し、石原、舛添両氏らに計91億5000万円の損害賠償請求するよう、東京地裁に訴えたのだ。小池百合子都知事が、石原氏を追い詰める後押しとなるのか。
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「石原、舛添両氏は都知事として失格だ。このことを明らかにする」 後藤氏は提訴理由をこう語った。
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訴状などによると、豊洲問題の責任を問うため、
(1)盛り土工事の契約書にサインした石原氏に61億円
(2)起工書に押印し、環境アセスを申請するなどした岡田至元市場長に1億円
(3)盛り土がされていないのに「安全宣言」を出した舛添氏に29億5000万円
ーーーを請求するよう都に求めた。
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後藤氏は「一連の問題は、税金のムダ遣いの象徴だ。石原氏は『契約書の細かい内容は分からなかった』という趣旨を発言したが、契約内容を確認してサインするのは当然だ。私はパン屋を経営しているが、『食の安全』を揺るがした今回の問題は許せない。

私は怒っている」と語った。
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訴状によると、後藤氏は、工事の契約書に押印した慎太郎氏と、着工に必要な起工書に押印した岡田氏に対し、都が「埋め戻し・盛り土」に支払った工事代金として61億円。盛り土がされていることを前提にした評価書で環境アセスを申請した岡田氏に対し、評価書案の作成・提出にかかった費用として1億円。敷地全面に盛り土がないのに、安全宣言を出した舛添氏に、市場業者への補償金として29億円――締めて91億円の賠償金を請求している。
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元検事の落合洋司弁護士は、
「同様の行政訴訟で、首長が責任を問われたケースは、決して少なくありません。まずは、3人の行為が『故意』だったのか『過失』であったのかが問われます。今回は故意とは思えないので、どれだけの過失だったのかがポイントです。3人とも盛り土がなかったことを知り得る立場だったとはいえ、『チェックし切れなかった』という理由は成り立つ可能性がある。特に知事2人は大量の業務を抱えます。物理的にチェックし切るのは難しい。3人の過失の程度をハッキリさせるには、どういう経緯だったのか、事実関係を明確にする必要があります」という。
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後藤雄一元都議とは

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