米ブラックストーン:所有不動産・中国企業へ売却!

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日本での所有不動産・売却額2600億円!
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米プライベートエクイティのブラックストーン・グループが日本のマンションなど住宅向け資産を中国の安邦保険集団 [ANBANG.UL]に売却する交渉を行っている。複数の関係者がロイターに述べた。
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金額は約2600億円で、実現すればANAホールディングスが2007年に米モルガン・スタンレー系のファンドにホテル資産を2813億円で売却して以来の大型案件となる。
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安邦保険集団は、欧米での不動産投資を拡大しており、これまでにニューヨークの高級ホテル、ウォルドルフ・アストリアを約19億5000万ドルで取得したほか、3月には米高級ホテルを所有するストラテジック・ホテルズ・アンド・リゾーツを約65億ドルで買収した。
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一方、日本で安邦は2015年、不動産運用会社のシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(東京都千代田区)の買収の入札に参加したものの、ヒューリックに競り負けた。今回の資産取得が実現すれば、安邦は、日本における不動産投資の大きな布石を築くことになる。
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ブラックストーンの担当者や安邦の広報担当者からは回答を得られなかった。
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安邦は、米スターウッド・ホテル&リゾート・ワールドワイドに対して128億4000万ドルでの買収案を提示し、両社は合意していたが、その後、競合の米ホテルチェーン大手、マリオット・インターナショナルが対抗する案を提示。安邦は今年3月に最初の買収提案を取り下げていた。
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