中国のハイテクフェア:ロボット暴走・負傷者も!

.
出店者の操作ミス!
.
.
中国で先週、最新技術の見本市会場で展示されていたロボットが「暴走」し、近くの一般客が負傷する事故があった。
.
中国共産党の機関紙・人民日報オンライン版によると、暴走したのは「Xiao Pang(小さなおデブちゃん)」と呼ばれるロボットで、展示ブースに衝突してガラスが割れ、その破片が一般客の足首に当たったのだという。
.
けがをした男性は救急車で近くの病院に搬送され傷口の縫合治療を受けた。男性はすでに退院している。
.
事故が起きたのは、南部・広東省の深センで開催された「中国ハイテクフェア」の会場。6日間にわたって行われた見本市には、3000以上の企業・団体が出展した。
.
Xiao Pangは、対象年齢の4~12歳向けのコミュニケーションロボットで、質問に答えながらスクリーンに映し出されるさまざまな表情で「感情」を表現することができるとされる。
.
地元メディアは、ロボット関連の事故で負傷者が出た国内初のケースだと報じた。ただ、事故の原因は単なる人為的ミスのようで、Xiao Pangを操作していた出展者が「後退」と間違えて「前進」のボタンを押したために起きたとみられている。ロボットが人間に反旗を翻し、終末論的な未来がついに現実のものになったという訳ではないようだ。
.