丸紅:秋田県洋上風力発電計画!

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日立造船・洋上風力発電所を新潟沖に!
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丸紅は7月27日、秋田県で計画している洋上風力発電事業について、14社が共同で開発可能性調査を実施することで合意したと発表した。調査の結果、事業化が可能と判断した場合は、事業化に向けた投資判断を行い、建設・事業化段階に移行するとしている。同事業は、秋田県が県内の再生可能エネルギー導入の拡大と産業振興を目的に、秋田港と能代港で洋上風力発電事業者を公募し、15年2月に丸紅を事業者として選定している。合計出力14・5万kwh(秋田港6・5万kwh、能代港8・0万kwh)の着床式洋上風力発電を計画。事業期間は20年間を想定している。同社は4月に特別目的会社(SPC)の「秋田洋上風力発電」を設立した。SPCに出資し、開発可能性調査に参画するのは、同社のほか大林組、東北自然エネルギー(東北電力の完全子会社)、エコ・パワー、秋田銀行、関西電力、中部電力、大森建設、秋木製鋼、加藤建設、寒風、協和石油、沢木組、三共の13社。
秋田県は国内でも有数の風況の良いエリアとされ、国内の本格的な洋上風力発電事業の初弾として注目を集めている。
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ようやく日本でも大規模な洋上風力発電所の建設プロジェクトが各地で活発になってきた。新潟県の村上市の沖合1~2kmの海域を対象に合計44基の大型風車を設置する計画が始まる。遠浅の海底に発電設備を固定する着床式を採用して2014年度の運転開始を目指す。
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岩船沖洋上風力発電事業の概要
2015年11月に発電事業者を公募し審査した結果、2016年の2月に発電事業者が決定した。
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発電事業者は「日立造船株式会社を代表会社とする10社のコンソーシアム」で、コンソーシアム参加会社は次のとおりです。
1.日立造船株式会社
2.株式会社ウエンティ・ジャパン
3.住友電気工業株式会社
4.日立キャピタル株式会社
5.株式会社日立製作所
6.三菱商事株式会社
7.株式会社第四銀行
8.東亜建設工業株式会社
9.株式会社本間組
10.株式会社三菱東京UFJ銀行
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対象となるエリアは、岩船の沖合約2km先、水深10mから35mまで、荒川から三面川までの約2,700haの海域
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風力発電出力 220,000kwh(5,000kwh/基×44基)
着工予定年月 平成33年4月
運転期間 平成37年4月~平成57年3月(20年間)
事業費の概算 143,000百万円
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風車は5,000kwh(5メガワット)機を想定。基礎構造はモノパイル式を想定し、音波探査による海底地質調査結果によってはジャケット式となることもあるという。
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村上市は新潟県の最北端にあって、日本海から年間を通して強い風が吹きつける。中でも漁業が盛んな岩船地域の沖合は遠浅で、村上市が洋上風力発電の適地として事業者を募集していた。日立造船を幹事会社とする10社の連合体が事業者に決まり、壮大な建設プロジェクトが動き始める。対象の海域は岩船地域の沖合1~2kmの範囲で、南北に約10kmの長さがある。水深は10~35mの遠浅だ。現在の計画では1基の発電能力が5MW(メガワット)の大型風車44基を設置する。合計で220MWに達して、これまでに公表された洋上風力発電プロジェクトでは国内で最大の規模になる。
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