北朝鮮:長距離ミサイルで米国を揺さぶりか!

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万全の態勢で・官房長官!
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北朝鮮に長距離弾道ミサイルの発射の兆候があることを受け、日本政府は1月28日、国家安全保障会議(NSC)の4大臣会合を首相官邸で開き、米国や韓国と連携して情報収集を強化する方針を確認した。
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菅官房長官は会合後の記者会見で、北朝鮮の6日の核実験を踏まえ、「過去には核実験を実施した際にはミサイル発射を行ってきた。何らかの挑発の可能性は否定できず、万全の態勢を整えていく」と強調した。
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防衛省は27日夜、イージス艦「きりしま」を海上自衛隊横須賀基地から出動させるなど、監視態勢を強めている。中谷防衛相は警戒のため、31日に予定していた沖縄県への訪問を取りやめた。
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韓国政府関係者は28日、北朝鮮北西部・東倉里トンチャンリの西海衛星発射場で、長距離弾道ミサイル発射準備の可能性を示す兆候があることを明らかにした。
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発射台の周辺には幕がかけられ、人や車両の移動が活発化しているという。
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ミサイルは通常、平壌の工場から列車で運ばれ、同発射場で組み立てられる。同発射場は昨年、射程を伸ばす目的で約50mだった発射台を10m以上高くする改修が行われたばかり。幕がかけられたのは米国などの偵察衛星の監視を妨害するためとみられ、過去の発射の際にも行われた。
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韓国政府関係者によると、最近、ミサイル工場周辺から東倉里方面に向かう貨物列車が確認されたが、「1週間以内に突然発射する可能性は低いだろう」と分析している。核実験を巡る制裁協議が進む中、北朝鮮は同発射場が衛星で監視されていることを逆手にとり、「挑発の構えをみせて国際社会を脅迫する意図の可能性もある」と指摘する。
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韓国政府関係者は28日、北朝鮮が北西部の平安北道東倉里を含む複数の場所で、長距離弾道ミサイルなどの発射準備を進めている兆候があることを明らかにした。旧正月(2月8日)前後の発射をちらつかせ、日米などと新たな国連安保理制裁決議について協議している中国を牽制する狙いがあるとの見方も出ている。
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中国外務省の華春瑩報道官は28日の定例記者会見で、北朝鮮でミサイル発射準備の兆候がみられることについて「北朝鮮による核実験が、すでに朝鮮半島と北東アジア地域の局勢に複雑な要素を増やしている。中国側は現在の局勢に高い関心を払い、事態の進展を深く憂慮している」と述べた。
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北朝鮮を抑えることもできない中国、国連制裁をも邪魔する中国。このままいけば、中国もかつてのソ連と同じ崩壊の道をたどるのじゃないか。
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