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代表の腰が定まらない新党・希望の党!
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この度の衆議院選挙では全国小選挙区・比例区併せて1180人が立候補した。9月28日の臨時国会冒頭に解散に打って出た安倍首相に対するスタンスは、野党は民進、共産、社民その他左派系無所属は打倒安倍政権であったが、新参希望の党は「打倒安倍なのか、打倒自民なのか、曖昧な態度で来た」が、第1回党首討論のころから急激に打倒安倍に舵を切ってきた。
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衆院選後に自民と連立を組む可能性を示唆したり、自民党石破氏に秋波を送ったりと、腰が定まっていない。本人自身は、始めから衆院選に出ないと強調しているが、各党代表が10月1日のNHK討論で小池氏側近と言われていた若狭勝氏が党として政権奪取をめざす時期について、「次の次(の衆院選)ぐらいの時」と述べたことが小池代表の衆院選不出馬との見方が広まり、その後の民進党の議員の踏絵がきつくなり、枝野氏の立憲民主党発足のきっかけを作った。
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10月10日の公示に始まり、NHKで各党の質問でも希望の党は、野党並に森本・加計問題の追及でリセットと発言を強めている。
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さて、このようにどっちつかずの政党党首は近年珍しく、このまま22日まで同じことを喋っても有権者は新鮮味がなく、保守系野党なら無用の長物と判断した時、選挙結果は100人と見られている現在よりも大幅に低い数字となる可能性がある。
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希望の党の候補者は、民進党の前職が看板を変えて希望の党と言っても、選挙組織はあるが、希望の党の名前も知らない候補者は戦う術も知らない者が多い。その新人が、果たして安倍政権打倒なのか、自民党政権打倒なのか、腹構えが出来ないうちに1週間、10日で選挙戦に突入した。小池という援護射撃もなく「孤軍奮闘せよ」という政党も珍しい。
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10月22日の投開票日が見ものだ。
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