北朝鮮問題:中国にとって・最優先課題は!(上)

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有事に備え・北朝鮮国境で軍備強化!
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24時間の監視体制も!
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中国は北朝鮮問題で有事が発生した場合に備え、1400km余りにおよぶ国境沿いの軍備を強化し、周辺地域の兵力を再編している。米軍による攻撃の可能性も視野に入っているもよう。
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人民解放軍および政府の公式ウェブサイトや、中国の軍備を調査している専門家の話によると、政府はここ数カ月の間に軍備を大幅に見直している。ドナルド・トランプ米大統領が北朝鮮の核兵器開発プログラムの中止を狙い、繰り返し軍事行動をちらつかせてきた中での動きだ。.
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4月の北朝鮮危機以来、中国軍は北朝鮮国境の軍事力を強化していると報道され、長さ1400kmの中朝国境を防衛するために専属部隊を編成し、山岳地域での監視体制も強化している。
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今まで中朝国境は厳密に管理されておらず、脱北者や密貿易者が絶えず往来していた。国境の中国側の村には、核兵器や化学兵器を防護するコンクリートの避難施設が建設されている。国境地帯の中国軍も強化され、大規模な配置換えや兵力増強が行われたと推測されている。
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米朝軍事衝突の場合、中国軍がどのような行動に出るかは分からないが、第一は静観して中立を保つ事だが、最後まで静観していると北朝鮮が民主化されたり米軍に占領される可能性がある。どちらの場合も北朝鮮が資本主義国になり、最悪の場合は米軍が駐留したり韓国と統一されてしまう。
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中国にとって北朝鮮はアメリカや日本から防衛する軍事的緩衝地帯で、それがなくなるのは脅威と直接対峙するようなもの。緩衝地帯の北朝鮮が無くなるのを中国は(ロシアも)容認しない。
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第二には、中国が北朝鮮に味方してアメリカと戦うのが考えられるが、リスクがあまりにも大きすぎる。米軍と戦う軍事的リスクと同時に、日米欧から経済制裁を受けて、今までの繁栄を失う可能性がある。
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第三の可能性は中国軍が国境を越えて北朝鮮に進軍し、占領してしまう事で、これが一番合理的だと考えられる。アメリカ軍より北朝鮮軍はずっと弱く、核武装したとしてもアメリカ軍と戦うよりずっとマシだ。加えて、抑圧された人民を「解放」すれば、欧米から制裁されず、むしろアメリカから感謝されるかも、、、。
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朝鮮半島有事の場合、北朝鮮から避難民が大挙して国境を越えてきた場合、避難民と中国人の間で衝突が起こる場合も想定している。軍を派遣し国境を守ることが大事だ。
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《重視電子報によると、中国が中朝国境地域に大規模な兵力を集結させたと台湾の重視電子報が4月9日に報じた。重視電子報によると、中国東北地方の防衛を担当した北部の戦区が隷下部隊に全面対応態勢命令を下し、2個集団軍総15万人を中朝国境地域に移動配置した。北朝鮮で緊急事態が発生した場合、直ちに対応する中国軍部隊は、遼寧省営口所在の重武装機械化部隊である39集団軍と錦州所在の迅速対応部隊である40集団軍等であると伝えられた。》
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日本の産経新聞も4月9日、米国のシリア空爆直後、中国人民軍の大規模な兵力が鴨緑江地域に移動したと報道した。産経新聞は「中国人民解放軍瀋陽戦区(瀋陽戰區・県北部の戦区)の医療・後方支援部隊が国境である鴨緑江付近に向かったというニュースが広がっている」、「瀋陽市内に見えるところで軍の車列が移動する映像も出てきたと、当局は関連情報を削除している」と伝えた。
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中国軍のこのような措置は、3月初めから4月末まで行われる韓米連合キーリゾルブ訓練とイーグル訓練期間に発生するかもしれない突発状況に備えるためだ。米国内でキム・ジョンウン斬首作戦の話が出てくるなど、トランプ政権の強硬な行動への対応でもある。
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北朝鮮首脳部に急変事態が発生した場合には、北朝鮮を離脱する住民を収容する訓練も終えたと伝えられた。
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地元メディアによると、中国軍はロケット軍の弾道ミサイル基地を稼動し、北朝鮮と在韓米軍、在日米軍を同時に攻撃できるように照準していることが分かった。
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中国時報は人民解放軍北部戦区が最新の空中警報機である「クンジン(空警)-500」も、中朝国境に配置するなど、戦闘準備態勢を強化したと報道した。
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この新聞は、瀋陽のロケット軍51基地は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「東風(東風・DF)-31」、射程距離2千800kmの東風3型弾道ミサイル12基、「空母キラー」と呼ばれる東風-21 24基などを保有しており、この武器で、北朝鮮はもちろん、韓国と日本駐留米軍も圧迫することができると紹介した。
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