鹿児島徳洲会病院:イオン跡地に移転へ!

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移転スケジュール・未定!
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鹿児島市にある鹿児島徳洲会病院は、4月24日に会見を開き、病院を市街地南部の商業施設跡地(旧・イオン谷山店)に移転する計画を明らかにした。
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鹿児島市下荒田にある鹿児島徳洲会病院は、1987年(昭和62年)に開業し、年間およそ1000件の救急搬送を受け入れるなど、救急医療の一翼を担ってきた。ベッド数は310床あり、1日約250人が訪れている。

鹿児島徳洲会病院によると、建物の老朽化や駐車場不足を解消するため、移転が検討されていて、候補地として鹿児島市南栄5丁目のイオン鹿児島谷山店の跡地約1万8900㎡を4月20日、徳洲会グループが取得した。
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移転先の敷地面積は、およそ19、000㎡で、いまの場所の4倍の広さがある。病院側は救急医療の充実や周辺の病院と連携し、地域の医療福祉に貢献する方針を示した。
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鹿児島徳洲会病院の移転計画をめぐっては、医療法人・徳洲会が4年前、鹿児島市上福元町の県農業試験場跡地売却の入札への参加を表明していたが、県医師会がこれに反対するなどし、入札は行われていない。
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県医師会の池田琢哉会長は、移転先が決まったことについて「他の医療機関と協調し、地域にとってバランスの良い医療体制をつくってほしい」とコメントしている。鹿児島徳洲会病院は、数年内をメドに移転したい意向。
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徳洲会グループは、2013年に鹿児島市上福元町の県の農業試験場跡地の一般競争入札に名乗りをあげていた。県医師会も高齢者医療を目的とした施設の建設を目指して入札に参加する意向を示し、調整が行われたが、現在も入札は行われていない。
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鹿児島徳洲会病院では「県農業試験場跡地への関心が消えたわけではないが、一刻も早く移転を実現させるために、今回取得した土地への建設を進めたい」と話している。移転のスケジュールや現病院がある下荒田の土地の活用策などは、まだ決まっていないという。
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