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社員17人が日本から出向!
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米南部テキサス州ダラス―ヒューストン間を結ぶ高速鉄道計画が着々と進んでいる。開発主体の地元企業を技術面で支援するため、JR東海は5月、ダラスに現地法人を設立。技術者を中心とする社員17人が日本から出向し、10月に業務を開始した。半世紀にわたる東海道新幹線の運行で培ったノウハウを提供する体制が整い、計画は一歩前進した形だ。
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「ようやく山の麓までたどり着いた。山は高い」。
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JR東海の現地法人ハイスピードレールウエー・テクノロジー・コンサルティング(HTeC)の加賀山慶一社長は12月1日、ダラス市内の事務所で時事通信などのインタビューに応じ、「テキサス新幹線」実現への道のりはなお遠いとの認識を示した。一方で「山は高いほど登りがいがある」とも述べ、車社会の米国に高速鉄道を根付かせることへの意欲をのぞかせた。
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JR東海は新幹線の海外展開に当たり、国内の鉄道事業への影響を避けるため、「過大なリスクを取らない」(落合克典・海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室長)ことを原則としている。今回の計画でも事業主体にならず、技術支援や少額の出資にとどめる方針だ。
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