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何がいけないの・行政のやる気のなさ!
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小中校での指導が出来ていない!
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「日本の街はきれいだ」、「日本のゴミ分別は徹底している。日本を見習え」といった言論が、中国のネット上では毎日のように湧き出している。実は、中国でも2000年からゴミの分別制度の「テスト実施」が北京など8都市で行われてきたのだが、その効果は思わしくない。中国メディア・東方網は11月7日、「16年もテストしていて、どうしてゴミの分別が分からないのか」とする評論記事を掲載した。
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中国内の多くの都市において、すでにゴミの分別改革が試験的に行われていると紹介する一方で、「残念ながら、今日に至るまでほとんど推進されておらず、形骸化している」と指摘。その理由の1つには「多くの市民が分別方法を理解していない」点があるとし、16年もテスト運営している北京市民が分別方法を知らないということは「結局のところ、制度作りやゴミ箱の設置などばかりを重視し、最も基本であるはずの分別知識の普及・教育が疎かになっている」事の表れであると論じた。
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多くの都市ではゴミ分別に関する知識の普及が「単にゴミ箱を設置する、あるいは中身のないスローガンが書かれた横断幕を掲げる、誰もちゃんと読もうとしないビラを配布する」といったレベルに留まっていると指摘。
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ゴミ分別をしっかりやるには、まず住民の理解が必要であるとし、行政は専門家の協力を経たうえでちゃんと地域や企業、学校に足を運び、面と向かった状態で継続的に啓発を実施しなければならないと説明。たった1回の講座やビラ配布で知識を持たせるというのは「非現実的な幻想」であるとし、日本ですら「10年の時間をかけて全国民への教育を実施したことで、初めて世界トップレベルのゴミ分別やリサイクルを行う国になったのだ」と論じた。
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16年もやっていて顕著な効果が見られないというのは、市民の怠慢というよりも、ゴミの分別を推進しようとする行政側の怠慢と言えそうだ。16年前から小中学校でゴミ分別をしっかり指導できていれば、今の若者にはその知識や習慣がしっかり身に着いていたはずであり、彼らの成長に伴って、社会全体の意識も少しずつ変化していたかもしれない。
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「学べ学べ」と言っているだけでは、このまま20年、30年と時間が経過していくのみである。制度やメカニズム作りと同時に、根気強く市民への啓蒙活動を進めていかなければならないのだ。
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