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移転先は旧青山病院跡地!
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6月28日に開札!
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東京都病院経営本部は、首都災害医療センター(仮称)の基本構想策定支援業務を希望制指名競争入札で委託する。
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希望申請期間は9日締め切られた。6月28日に開札する。参加資格は、市場・補償鑑定関係調査業務のA、B、C等級のいずれかに格付けされ、2011-15年度の間に医療法許可病床300床以上の総合病院の基本構想策定、または策定支援した実績が5件以上あるか、同期間に地域の医療需要調査実績が5件以上あることなど。履行期限は17年3月20日。
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首都災害医療センターは、築後35年が経過し、老朽化が進んだ都立広尾病院を移転改築し、新たに整備する。移転先は旧青山病院跡地、こどもの城跡地が位置する渋谷区神宮前5-53-3。敷地面積は旧青山病院跡地1万7533㎡と、隣接するこどもの城跡地9923㎡を合わせた2万7456㎡。こどもの城跡地は国有地のため、16年度に約370億円で都財務局が取得する。
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今回委託する基本構想支援業務は、首都災害医療センターの役割や機能、規模などを定める基本構想の策定支援で、想定される災害の抽出・整理と、それらの被害想定などデータの収集・分析、各種災害時に基幹災害拠点病院として求められる病院運営面・設備面の最新動向のデータ収集・分析などを踏まえ、災害時医療で強化が必要となる医療機能・設備の分析・取りまとめなどを行う。
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現在の広尾病院の規模はRC造地下2階地上4階建て塔屋2層延べ4万0624㎡。敷地面積は2万2172㎡で、病床数は482床。移転改築後も病床数を変更する予定はなく、1室6床から1室4床へと変更するため、施設規模は拡大する見通し。
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首都災害医療センターは、災害医療への対応力強化に加え、4大疾病や生活習慣病に対するスポーツ医学に基づく医療の実施や、海外からの移住者・旅行者への対応にも力を入れた医療施設とする方針。基本構想は16年度内にまとめ、17年度に基本計画策定、20年東京五輪が閉幕する同年後半の着工を予定。工事は2年半程度の工期を想定し、23年度の開設を目指す。
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