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地方の官庁小工事に群がる事情!
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竹中工務店JV・京都市の大学建設工事で予算超過再入札!
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2020年8月。香川県多度津町が新庁舎建設工事を一般競争入札にかけた。落札したのはスーパーゼネコンの大林組。人口2万3000人の小さな町の一案件に、鹿島や清水建設、戸田建設、飛島建設、フジタといった大手ゼネコンが応札した。
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予定価格約34億円のところ、落札価格は28億3500万円。「おそらく(落札の最低額を制限する)最低価格で札を入れている。採算ギリギリの線だろう」と準ゼネコンの社員は語る。
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新型コロナウイルスが起きる1年前から、ゼネコン大手の受注に低価格入札が起きていた。その頃は、オリンピック工事が終わった後の売り上げ維持と下請け業者確保を維持するため。そしてコロナ発生以降は「今期や来期あたりの売り上げを埋めるために、本来は準大手や中堅が手掛けるような小型の工事まで手を出している」と別の準大手ゼネコン社員は話す。
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中型ビルの改修工事や中規模ホテルの建設、病院や学校などの耐震補強工事など、工期が1~2年で工事高が10~50億円ぐらいの案件に、スーパーゼネコンが群がっているというのだ。
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しかし、京都市の駅近くの一角に京都芸大A工区、B工区、C工区の工事のうちC工区の入札が行われ空調衛生工事と電気工事は順調に落札され10月の市議会で議会承認される手はずだったが、建築工事の入札は竹中工務店JVのみが応札したが、予算超過で落札に至らず、ネゴ交渉も成立せず再入札となった。
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現状のままで行くなら、建設工事の入札決定まで設備工事の議会承認はお預けとなり、順調にいっても2021年3月となる。
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竹中工務店の応札は158億円、2回目は2億円下げての応札であったが、予定価格とは10億円以上の開きがあったのではないかと噂されている。
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普通なら、工期中に設計変更追加でカバーしそうなものだが、それでも追い付かないほど開きがあったのかも、、、。
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