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米国とは膠着状態・前米大統領補佐官述べる!
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トランプ米大統領が8月解任したボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9月30日、北朝鮮に核兵器を放棄する意思はなく、米国との膠着継続は北朝鮮の利益になると述べた。
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対外強硬派として知られたボルトン氏は、米シンクタンクの戦略国際問題研究所での講演で「北朝鮮が核兵器を放棄するという戦略的な判断を下していないことは明らかだろう」とし、現在の状況下で、金正恩朝鮮労働党委員長が「自発的に核兵器を放棄することは絶対にない」と断言した。
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また現状では米国と北朝鮮の交渉は膠着状態にあると指摘。「北朝鮮はわれわれが与えるべきでないものを欲しがっている」とした上で、膠着状態が長期化すれば「核兵器の拡散に反対する者に不利に働き、北朝鮮やイランなどの国々に恩恵をもたらす」と警告した。
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10月5日にストックホルムで開かれた、米朝実務者会議は非核化の進め方や見返りに関し、従来と変わらず「非核化」については平行線だったということになる。北朝鮮にとって、米中露や日韓に対し「どれだけの経済援助をしてくれるか」の答えを待っており、自ら放棄の条件は出さない。核放棄後は、国の存亡に関わる。
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間違えても、虎の子の「核」を簡単に放棄するわけがない。
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トランプ大統領にとって、何を置いても「大統領選が第一」、選挙戦以外は眼中にないというところだ。懸案問題は、担当部署から聞くだけで、本当の内容が報告されているのか、憶測の報告をされても吟味せず、嬉しくなってツイッターで呟いてしまう。
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ある意味、先が読みやすい大統領とも言える。トランプ大統領が喜ぶことを実行しているのが、茶坊主役の安倍晋三首相だ。あれ買え、これ買えと要求され、ハイハイと買った武器が5兆円。こらならトランプもシンゾーシンゾーと気を許すだろう。
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トランプ政権内では、ゴマすりばかりが集まっている。世界のリーダーがこのような状態だと、行く末が心配なのは世界各国のリーダーたちだろう。
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トランプ大統領はボルトン氏の大統領補佐官解任の理由について、外交政策を巡る見解の相違を挙げたほか、北朝鮮政策で大きな失策があったと批判した。ボルトン氏は北朝鮮への圧力継続を大統領に助言していた。
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ボルトン氏は講演で、トランプ政権の一連の北朝鮮政策を批判。制裁が効果的に履行されていない状況、北朝鮮のミサイル実験を問題視しない姿勢などを指摘した。
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同氏は「米朝首脳会談を再び開催できるのか、あるいは北朝鮮が決して重視しないであろうコミットメントを得るための実務者協議がどうなるか、というのは注目すべき問題ではない」と語った。
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トランプ大統領が評価している北朝鮮による核兵器・長距離ミサイル実験の停止は、すでにこうした兵器の実験を終えたからだ、と指摘。「良い兆候ではなく、懸念すべき兆候だ」と述べた。
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北朝鮮が頻繁に実験している短中距離ミサイル発射についても、より長距離のミサイル開発につながる可能性があるとした。トランプ大統領はこれらの実験を重視しない姿勢を示している。
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ボルトン氏はさらに、北朝鮮が核技術を他国へ売っている危険があると指摘。北朝鮮が核兵器を持つべきではないと考える人々にとっては「いつか軍事力が選択肢になる必要がある」と予想するとともに、いかなる制裁緩和も、核プログラムの若干縮小という効果よりも核拡散国家が受ける恩恵の方が大きいと述べた。
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現実の危険性を述べているが、トランプ大統領にとっては、どう考えているのだろうか。
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