埼玉・富士見市:産業廃棄物435トンを投棄!

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市職員ら4人・別の場所に埋め戻し!
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市職員ら産廃不法投棄で書類送検!
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埼玉県富士見市が発注した道路工事現場で、見つかった産業廃棄物を適切に処理せずに埋めたとして、県警は11月18日、工事を監督する市の男性職員(50)と、工事を請け負った市内の建設会社の社員3人を廃棄物処理法違反容疑で書類送検した。
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送検容疑は共謀し、2020年9月7~11日、富士見市水子の「富士見橋通線」の工事現場で、木くずや廃プラスチックなどの産業廃棄物計435トンを不法に投棄したとしている。4人の認否は明らかにしていない。
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職員らは、産廃が工事で見つかると、適切に処理しないまま、さらに別の工事現場に埋め戻していたという。
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富士見橋通線は国道463号と富士見橋との間を結ぶ全長約340mの都市計画道路。市や県警生活経済課によると、20年4月に工事が始まったが、現在は中断している。市は19年度に実施した工事前の地質調査で、土に産業廃棄物が混ざっていることを把握していた。産廃が投棄された時期や経緯は分かっていない。
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20年10月、「道路工事現場でごみを埋めている」と目撃者の110番を受け、県警が調べを進めていた。
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市道路治水課は「土はショベルカーや手作業で廃棄物を分別した後、道路用地と地権者に借りた土地に敷きならした」と説明。しかし、その後市民から「産廃が残っている」と連絡があり、県も指導を行っていた。
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星野光弘市長は「市民にご迷惑をおかけし申し訳ない。事実関係を確認し、適切に対応する」とのコメントを出した。.
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この道路は国道と近くの橋をつなぐもので現在は工事が中断しています。
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