土佐清水市官製談合・公判:両公判とも・6月3日に判決!

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前市長・起訴内容認める 懲役2年求刑!
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落札業者に1年6月求刑・価格伝達の役員には1年2月!
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高知県土佐清水市発注の施設改修工事を巡り、最低制限価格を漏らしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害罪に問われた前市長の程岡庸(67)、前市議の永野裕夫(68)両被告の初公判が4月15日、高知地裁(田中良武裁判長)であり、両被告は起訴事実を認めた。検察側は程岡被告に懲役2年、永野被告に同1年10月を求刑し、即日結審した。判決は6月3日。
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土佐清水市発注工事の指名競争入札を巡る官製談合事件で、公契約関係競売入札妨害罪に問われた四万十市の会社役員の栄勇男被告(84)と、大阪府の元会社役員、小野和幸被告(66)の公判が4月22日、高知地裁であり、検察側は価格を伝達した栄勇男被告に懲役1年2月、落札業者元代表の小野和幸被告に同1年6月を求刑し結審した。判決は6月3日。
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起訴状では、当時市長だった程岡被告は、市議だった永野被告と共謀。2025年5月28日にあった施設の電気設備工事の指名競争入札で、最低制限価格を四万十市の会社役員、栄勇男(84)、大阪府島本町の元会社役員、小野和幸(66)両被告(ともに公契約関係競売入札妨害罪で公判中)に伝え、小野被告が代表だった会社に同価格に近い5913万円で落札させ、入札の公正を妨害したとしている。
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検察側は冒頭陳述で、程岡、永野両被告が幼なじみで、程岡被告が旧知の仲の栄被告を永野被告に紹介したなどの関係性を説明。事件前の2025年1月にも、永野被告が程岡被告に市発注入札の最低制限価格などを尋ね、教えられた金額が違って小野被告の会社が落札できなかったと言及した。
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事件前の依頼について、程岡被告は被告人質問で、違法性を認識しつつも「むげにできないと思い、違う金額を教えた」とし、結果として2025年5月には「前回は違う額を言ったので、今回は言わないといけないと思った」と説明した。一方、永野被告は「(程岡被告に)いい格好をさせてやりたかった」と述べた。
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検察側は論告で、程岡被告が栄被告に便宜を図れば、自分が支援する国会議員を応援してもらえるかもしれないなどと供述していたことを指摘し、「市長が関わる情報漏えい事件。制度全体の信頼を損ね、結果は重大だ」と主張。程岡、永野両被告の弁護側は市長や市議を辞職し、再犯の恐れがないなどとして、執行猶予付きの判決を求めた。
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