西アフリカ沖・不明タンカー:海賊から解放!

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乗員22人・全員無事!
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インド国籍の乗員ら22人を乗せたままアフリカ大陸西岸沖で行方不明になっていた石油タンカーについて、運航会社は2月6日までに声明を発表し、海賊に乗っ取られていた同船が乗員全員とともに解放されたことを明らかにした。
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行方不明になったのは1万3000トンあまりのガソリンを輸送していたタンカー「マリン・エクスプレス」。運航するアングロ・イースタンによると今月1日、ギニア湾を航行中に連絡が途絶えたという。
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アングロ・イースタンは声明で「マリン・エクスプレスは1日に海賊の襲撃を受けて乗っ取られた。しかし喜ばしいことに、同船は再び船長と乗員の指揮下に入った」と述べた。船舶、乗員ともに安全が確保され、状態は良好だという。
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同社は海賊による乗っ取りについて「徹底した調査を行う」と説明。解放に関わった当局者、乗員とその家族らに言及し「6日間に及ぶ困難な状況を乗り越えた勇気と不屈の精神に感謝の意を表する」と述べた。
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インドのスワラジ外相もマリン・エクスプレスが解放されたことを明らかにし、捜索に協力したナイジェリアとベナンの両政府に対して謝意を示した。
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海上の犯罪を取り締まる非営利組織、国際海事局(IMB)によると、ギニア湾の海賊事案は件数でも重大性でも世界の中で群を抜いている。昨年の海賊事案や強盗事件の件数は22年ぶりの少なさだったものの、同海域では依然として危険な状況が続いているという。
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