豊洲:小池知事・移転できない原因を考慮中!

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7月の都議選目当てに不安を煽るのか!
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地上と地下をごちゃまぜに!
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都議選で勝てば移転・負ければ移転せず!
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東京都の豊洲市場(江東区)の地下水再調査結果が3月19日、土壌汚染対策の専門家会議(座長・平田健正放送大学和歌山学習センター所長)に報告された。
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前回の第9回調査で環境基準の79倍のベンゼンが出た地点から最大100倍を検出。

不検出が基準のシアンも23地点中18地点で出たほか、基準3.6倍のヒ素が検出された。
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小池百合子知事は調査結果を受け、築地市場(中央区)からの移転可否について、より慎重に判断するとみられる。
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同会議は結果について、2016年10月、地下水位を一定に保つ排水システムが本格稼働したことで、地下水の流れが変化し、局所的に残っていた有害物質が流れ出たことが主な原因と推測。さらに調査を続ける方針を確認した。
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豊洲市場では2014年から2年間、地下水調査を実施。昨年11月下旬~12月上旬に行った9回目の調査で有害物質の数値が跳ね上がったため、再調査を今年1月下旬~3月上旬に実施した。4つの検査機関でクロスチェックしたが、結果はいずれも同様の傾向だった。
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9回目について都は当初、「暫定値」として公表していたが、同会議は今回、正式な結果として認めた。都の採水指示が1~8回目と異なっていたことが発覚したが、いずれも作業内容などに問題はなく、分析結果は9回の全調査とも有効と判断した。
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小池百合子知事はこれまで、老朽化が進む築地市場(中央区)を豊洲に移転する可否を「再調査の結果を待ち、総合的に判断する」と述べており、老朽化著しい築地に残り、部分的に改修を繰り返す方法を取りたいようだ。
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もともと、専門家会議の平田健正座長も、豊洲の地下と地上の話は別で、地下水を地上で使うわけでないので安全については問題ない。と言っているが、素人の小池知事は「重く受け止めなければならない」というが「不安だけを煽っている」姿はまさに「都議選目当ての政治的発言」と「現在進行している百条委員会の石原元知事の責任」を炙り出すことだけに腐心している。
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3月20日には、石原慎太郎氏が委員会で証言するが、この2日間の歴代市場長、浜渦元副知事ともに、知事に責任ありとの明確な言葉が出ていない。小池知事の頭にあるのは、石原元知事の責任が問える言葉出ることを期待し、豊洲移転中止をほのめかす作戦だろうが、思惑は外れそうだ。
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残る対策は、地下水再調査をつづけ、移転不安を煽りながら都議会選挙戦で勝利をおさめ統一与党で議会を牛耳ることにある。議会第1党になれば、鷹揚に構え「工事に修正を加え、大所高所から勘案し移転もやむなし」と言う線に落ち着かせるだろうが、選挙で第1党になれないとき、移転は当分延期し来年度明けに結論と時間稼ぎをするだろう。
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小池知事になってから、目に見える形で「都の負担が増えている。他府県の五輪仮施設の建設解体費は東京都が見ると結論し、豊洲に移転しない期間の都の負担が、1日500万円にも及ぶ。己の我を通すやり方が、正義とするなら、批判している石原元知事のやり方と大差ないのだが。
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3月14日、小池知事は安全性について、土壌汚染対策法や建築基準法など「法的に求められている点はカバーしている」と表明した。しかし、築地市場(中央区)と豊洲以外に主な卸売市場を移す可能性については「現時点で第三の道はない」と明言したことは、トップの座に座って「徐々に見えてきた料簡の狭さ」である。
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「もう豊洲は無理」と言いだすのは何時だろう。
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