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海外進出を後方支援!
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スマホメーカーの小米(Xiaomi)の製造部品や原材料を載せた順豊速運(SFエクスプレス)の専用貨物機が8月5日午前2時35分、深セン宝安国際空港から離陸した。シャオミからの貨物は、インド・チェンナイ(Chennai)にある同社の製造工場に届けられる。
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順豊が所有するボーイング767型機は、約50トンの貨物を搭載できる。このチャーター便の開通は、両国間の貿易をより後押しすることになるだろう。
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順豊の華南地区総裁で、「シャオミプロジェクト」を担当する潘葛氏は、「以前は、原材料などまず鉄道で昆明市.まで輸送し、同市の空港からインドへと空輸していた。だが、小口貨物が混在する便は確実な到着時間を保障することができない。深セン-チェンナイの空輸航路の開通は、サプライチェーンの適時性や貨物の受け渡しを改善することができた」と話す。
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インド第4の都市チェンナイは、深センから約4300km離れている。多くのテクノロジー関連企業が密集しており、シャオミのほか華為技術、富士康(フォックスコン)などの現地工場がある。またインド中東部に位置するため、同国全域をフォローできる要所としての立地にも恵まれている。
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深セン税関の統計によると、今年上半期の深セン貿易港の対インド貿易額は前年同期比26.6%増の376億8000万元(約6118億円)で、うち輸出額は344億7000元(約5597億円)、輸入額は32億1000万元(約521億円)だった。
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インドでは、中国製の携帯電話やパソコンなどの電子製品の現地製造を非常に歓迎しており、航空輸送が重要なカギを握る。
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2018年第2四半期、インドの携帯電話市場シェアは1位の韓国メーカーのサムスン電子(Samsung Electronics)、次いでシャオミ、Vivo、オッポ(OPPO)、ファーウェイと続き、サムスンと2位のシャオミの差はわずかだ。
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現在、インターネットショッピングは中国の物流業をけん引する原動力になっているが、製造業も新たな原動力になろうとしている。「中国の有名テクノロジー関連企業や合弁企業などが順豊の顧客で、今後さらに新たな国際線ルートも増えていくことになるだろう」と順豊の担当者は話している。
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