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蓮田市職員ら逮捕!
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価格を業者と事前調整!
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蓮田市発注の道路工事で、予定価格を業者と事前に調整し落札させたとして、県警は2月14日、公契約関係競売入札妨害の疑いで、蓮田市道路課主幹田口昇(51)と、星野工業営業部長木村茂(68)、石井工務所営業部主任小松豊(45)の三容疑者を逮捕した。県警によると、容疑を認めているという。県警は14日夜、同市役所を家宅捜索した。
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田口容疑者らは、去年7月から先月にかけて、蓮田市が発注した道路工事の入札で、土木会社と事前に予定価格を調整するなどして不正に落札させたなどの疑いが持たれている。調べに対して、田口容疑者は「価格計算を業者にしてもらった方が楽だった」などと供述しているということです。
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入札では本来、複数社からの見積もりを参考に予定価格を決めるが、田口容疑者は特定の業者一社からの見積金額を予定価格としており、一方、木村容疑者ら業者側は見積もりを出した会社が落札するというルールで談合をしていたという。
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県警の調べに田口容疑者は「予定価格を決める業務負担を減らしたかった」、木村容疑者らは「落札業者が他の入札業者に入札金額を指示しばらつかせた」などと供述。県警は三人に金銭の授受がなかったかも含めて、全容解明を目指す。
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逮捕容疑では、昨年7月~今年1月に蓮田市が発注した3件の道路工事で、田口容疑者は木村、小松容疑者それぞれに提出させた見積金額を予定価格にし、両容疑者に落札させ、入札を妨害したとされる。
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逮捕を受け、蓮田市の中野和信市長らは記者会見。「寝耳に水だった」と驚きを隠さず「市民のみなさまをはじめ、関係者の方々に不安とご迷惑をかけ、市に対する信用、信頼を失墜することになり、心から深くおわび申し上げます」と謝罪した。
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田口容疑者は1991年に入庁し、2009年に道路課に異動。昨年4月から主幹となり、現在は道路の維持補修を担当し、リーダー格だった。勤務態度はまじめだったという。業者側と同容疑者の個人的付き合いは「把握していない」とした。
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県警は15日、道路課主幹田口昇ら3人をさいたま地検に送検した。
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