インド初の国産空母:就役予定は2022年中!

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艦名「ヴィクラント」・排水量4万トン超!
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インド海軍は2022年1月9日(日)、初の国産空母「ヴィクラント」が3度目の海上公試に向け、出港したことを明らかにしました。
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1990年ごろからの建造計画が紆余曲折し、2013年8月にヴィクラントの進水式が行われた。当初は326億1000万ルピーだった建造費が2015年半ばに6倍の1934億1000万ルピーにまで高騰し、2019年11月に追加資金が投入され、220年2月にロシア製艤装工事が完了。2021年8月4日、南部ケーララ州沖で試験航行が開始した。2022年の就役が予定されているが、配備先となるアンドラ州のヴァルシャ海軍基地の竣工が間に合わないため、付近の造船所の埠頭を仮の定係地にする予定である。
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「ヴィクラント」はインド南部の都市コーチにあるコーチン造船所リミテッド(CSL)で建造された大型艦で、排水量は4万トン超、全長は262m、最大幅は約62m。上部構造物まで含めるとデッキは14あり、区画(コンパートメント)は2300以上、女性専用区画も用意されているという。乗員数は約1700名で、最高速度は28ノット(約52km/h)、航続距離は18ノット(約33.3km/h)の巡航速度で7500海里(約1万3890km)。
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インド海軍によると、昨年(2021年)8月に行われた最初の海上公試では推進機関や航行性能、各種作戦能力などが確立されているかチェックされたそうで、10月から11月の後半に行われた2回目の公試では、空母としての各種システムや航空機運用能力などが基準に達しているか確認されたそうである。
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なお、過去2回の航海では乗組員の練度も審査されており、彼らの習熟度は確実に上がってきているとのこと。
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発表によると、今回の公試では空母「ヴィクラント」が各種条件下でも正常に行動できるか、さらに複雑な操船を行わせるとしており、さらに、船の様々なセンサー類のテストも実施するとしている。
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また、一連の海上公試が成功裡に終わったあかつきには、今年(2022年)後半にINS「ヴィクラント」として正式に就役する予定だそうだ。今後、同級艦2隻が建造される予定。
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インド洋では、中国が巨大経済圏構想、一帯一路のもとで影響力を強めていて、インドの隣国、スリランカに中国の潜水艦がたびたび寄港するなど、軍事的な活動を活発化させているのに併せ、インド海軍は、空母以外の艦船など合わせて40隻余りの建造を進めていて、海洋進出を強める中国を念頭に、軍事力の増強と国産化を急いでいる。
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インド海軍は2021年8月2日、米国とベトナム、フィリピン、インドネシア、日本、オーストラリアなどの同盟国との2か月にわたる共同訓練に参加させるため、東南アジア、南シナ海(South China Sea)、西太平洋に艦艇4隻を派遣すると発表。
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「ヴィクラント」は高いレベルで運用の自動化が図られており、海上公試中は船体、推進機関、各種補助装置など、艦の性能に関わる部分を入念にチェックする
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