福島・いわき市:配水管工事・最低価格と同額落札!

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誤った設計単価が漏洩・落札も誤ったまま落札!
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不正は確認できず・第三者委員会設置へ!
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誤った価格設定で行われたいわき市水道局の工事入札が最低制限価格と同額で落札されていた問題を巡り、内田広之市長は3月19日、4月にも有識者ら第三者を交えた調査委員会を設置する考えを示した。
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同日までに庁内で行った調査で不正は確認できなかったというが、内田市長は「専門家を交えて不自然な部分を調べていきたい」と述べた。
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平下平窪配水管改良工事の一般競争入札で設計書の積算単価に誤りがあったにもかかわらず同額入札となったことを巡り、市水道局が「価格が漏えいした可能性がある」として調査を進めていた。18日までに庁内で設計書を閲覧できる立場にあった17人や落札業者への聞き取り、書類の保管方法などを調査し、現時点で不正は確認できなかったという。
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調査委は弁護士ら法令関係者を交える予定で、水道局庁内や落札業者に改めて聞き取るほか、契約事務やパソコンの履歴なども調べる。4月前半にも調査を実施するという。
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平下平窪の配水管改良工事では、誤った設計単価で入札が行われながら、最低制限価格と一致していた件で、市は3月8日から18日にかけ、担当した職員から簡易の聞き取りをしたが、不正の事実は確認されていないという。
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入札は1月に実施され、予定価格5629万8千円で17者が応じ、最低制限価格の5070万7453円で落とされた。
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しかし、本当の予定価格は5634万4千円で、最低制限価格は5077万31円となり、本来ならば他の業者が落札していた。
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別の業者による情報開示請求によって問題が発覚し、2月29日付で契約は解除された。
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設計担当者は、積算システムの単価等は毎月更新されるが、汚泥処理単価等については、見積もりにより手計算で算出・入力しており、入れる単価を前年度と誤ったと説明。
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落札した業者も、当該工事の汚泥処理等の単価は手計算が必要で、間違って前年度の資料を参考にしたと話している。
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内田市長は「積算単価の入力ミスで、工事請負契約が解除になったことは問題。大変遺憾であり、関係者や市民の皆さまにおわび申し上げる」と陳謝した。その上で「積算単価が間違っていたにもかかわらず、最低制限価格が一致していたことは、不自然だとの指摘がある。しっかりと調査していきたい」と述べた。
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第三者委員会の発足に向けては弁護士などの有識者を念頭に、山田誠市水道事業管理者や、本庁の契約や法令順守にかかわる部署とも連携し、3月中に人選を図る。
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