青森県と警察:不法投棄や不適正運搬を防止へ!

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産業廃棄物運搬車両を点検!
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茨城・行方と潮来では県警・過積載車両5件摘発!
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不法投棄や不適正な運搬を防ぐのが目的です。青森県と警察が合同で、産業廃棄物を運ぶ車両の点検を行った。
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平内町の国道4号では、産業廃棄物を積んだ車両をパーキングに誘導し、県の職員たちが積み荷を点検。また、廃棄物の種類や量、そして運搬先が書かれている書類に不備がないかなどもチェックした。
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【県環境保全課 北畠茂主幹】
「まずはドライバーさんなり、産業廃棄物を出す人も、実際に適正な処理になっているかどうかということに関心を持ってもらって、不法投棄等がなくなるように願っております」
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県によると、2021年度の県内の産業廃棄物の不法投棄などの件数は、前年度を33件下回る36件となっている。
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茨城県警は5月16日、行方市と潮来市を走る国道355号の2カ所で、道交法違反(過積載)の集中取り締まりを実施した。県警の交通指導課や生活環境課、行方署などから34人を動員。午前10時から同11時半にかけて5件を摘発した。
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取り締まりでは、ヘリコプターが上空から過積載の疑いのある大型ダンプなどを発見し、地上の捜査員と位置情報を共有。白バイ隊員や覆面パトカーが該当車両を各市の測定場所に誘導した。また、廃棄物や残土の不適切な投棄を防ぐため、捜査員が積載物を目視で確認したり、運転手に委託会社や目的地などを質問したりした。
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交通指導課によると、過積載車両はブレーキをかけてから停止するまでの制動距離が伸び、事故につながりやすいという。
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同課の方波見景子管理官は「過積載車両が走っていると、安心して走れる道路にならない。取り締まりで過積載をなくしていきたい」と話した。
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過積載は道路交通法違反(積載物重量制限超過)だが、基本的にはドライバーが罰則の対象者となる。過積載の割合によって変わるが、5割未満で違反点数2点の反則金3万円、5割以上10割未満で違反点数3点の反則金4万円、そして10割以上が違反点数6点で反則金なしとなり、代わりに「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」と定められている。
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過積載のための違法改造を請け負う自動車整備工場が各地にあり、2023年1月には千葉県君津市の整備会社が道路運送車両法違反(不正改造)容疑で書類送検されている。同社社長の供述によれば、首都圏の運送会社100社以上が顧客で、約1300台の改造を請け負ったという。
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過積載は悪質な違反である。
荷主に対する警告書も形骸化しており、違反行為に関与が認められるかどうか曖昧なことが多く、荷主勧告に至らないのが日常で、最終的にはドライバーが被っている。
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