神戸市・神戸空港サブターミナル:竹中工務店JV落札!

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落札額・81億8000万円!
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工期・25年3月31日まで!
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神戸市は、設計・施工一括(DB)方式で行う「神戸空港サブターミナル(仮称)整備事業」の落札者を竹中工務店を代表とする4者JVに決めた。4月19日に総合評価一般競争入札(WTO対象)を開札し、5月2日落札者を公表。落札価格は81億8000万円(税抜き)。入札には2者が参加し、次点は大林組JV、入札額は竹中JVと同額の81億8000万円だった。
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落札者は代表の竹中工務店のほか、湊建設工業、TC神鋼不動産建設、梓設計で構成。
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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催に伴う航空需要の拡大に対応するため、2階建て延べ1万7000㎡程度の国内・国際線一体型サブターミナルを整備する。
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建設場所は既存ターミナル(S造4階建て総延べ1万8600㎡)から管制塔を挟んだ西側敷地。用途地域は準工業地域、建ぺい率60%、容積率200%。エプロンも西方向に拡張する。空港の全体面積は約272haで、そのうち空港告示区域は約156ha。
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導入機能は▽チェックインロビー▽出発・到着ロビー▽搭乗待合室▽CIQ(税関・出入国管理・検疫)検査場▽手荷物受取所-などの旅客取り扱い施設のほか、▽航空会社事務所▽チェックインカウンター▽中央監視室▽CIQ事務室▽商業・にぎわい施設-などで構成する旅客取り扱い支援施設。
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市は、30年までの神戸空港国際化を目指している。約143億円を投じてエプロン駐機スポットを現在の10スポット(約11ha)から21スポット(約24ha)に拡大するとし、22年10月に国土交通省に施設変更許可を申請し、3月に認められた。このほか、約50億円かけて駐車場や構内道路などを整備する方針だ。
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事業範囲は設計と施工、工事監理。
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事業期間は:契約締結日の翌日から令和7年3月31日まで
引渡期限:令和7年2月28日
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令和5年2月 22 日 公告
(1)事業名
神戸空港サブターミナル(仮称)整備事業
(2)事業場所
神戸市中央区神戸空港1の一部、8-1の一部及び 13 の一部
(3)事業内容
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①事業目的
神戸空港サブターミナル(仮称)整備事業では、令和7年の国際チャーター便の運用開始・国内線発着枠の拡大に向け、新たな神戸の空の玄関口にふさわしい国内・国際一体型のターミナル施設を整備する。
②事業範囲
・本施設の整備に係る設計・施工・工事監理業務
・本施設の周辺に係るランドスケープの提案(基本設計まで)
③事業方式
事業者が本施設の設計・施工・工事監理を行い、完工後に市に引き渡すデザインビルド方式による。
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予定価格
90億円(消費税及び地方消費税相当額を含む)を上限
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