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西松建設の施工所長・位置ずれに気づいていた節が!
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退職しており実態が不明だが!
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行政処分にはならなければ幸い?
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年末の12日、長野県(建設部)が平成14年(2002年)に完成した一般県道・上松南木曽線(508号線)の「ねざめトンネル」において施工不良個所が判明したが、当時の施工者(西松・不動・神稲建設JV)の費用負担で補修工事を実施することにしたと発表。
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20年も経ってから施工不良が判明したといその内容は、ねざめトンネルで、覆工コンクリートの厚さが大幅に不足していた。設計上の厚さ30cmに対して、最も薄い箇所では4cmしかなかった。このトンネル工区は西松建設・不動建設(現・不動テトラ)・神稲建設(長野県飯田市)JVがNATM工法で施工し、2002年に完成した。
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南北に伸びる延長約1.7kmのねざめトンネルのうち、2021年の定期点検時に334mの区間において打撃検査で剥落箇所が出てきたことで、東側の覆工コンクリートの厚さが不足していたことを発見。
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現在、応急対策は終えているが、今後、西松JVが自らの費用負担で補修工事を実施する。
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当時の施工者側の関係者が退職するなどして詳細は不明だが、掘削の精度が低かったことが原因とみられる。西松建設の広報担当者によると、当時の現場担当者はトンネルがずれて掘削されていることに気づいていた節がある。ずれを補正しないまま設計通りの位置に移動式型枠(セントル)を配置し、覆工コンクリートを打設した結果、厚さが不足したようだ。
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西松建設JVは南側の延長619mの工区を約16億円で受注し、01年3月~02年10月の工期で施工した。西松建設の広報担当者は、「厚さ不足は施工者側に原因があると考えたので、補修工事の費用負担を申し出た」と説明する。
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