青木あすなろ建設:隠している三上部長を出せ!

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部長の不祥事として処理するつもりか!
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今回は、本紙の取材に初めて応じてくれたA社の資料を掲載します。
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2月21日に久方ぶりに三上部長から電話があった。現場を3つほど見積もってくれるか、との話であった。2年前に加古川のスーパーマルアイの工事以来である。
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その3つの現場は、下記内容であり、その内の1と2の見積もりは提出した。条件は、工事発注額(とび土工、土木工事、外構工事)は総額2億円ほど、先に770万円を指定先に振込んでくれという。
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2年前の加古川のスーパーマルアイでも、三上部長の指示で3千数百万を指定企業数社に振込んだ経緯もあり、振込んだ金は受注工事で消化する話。
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2月25日、三上部長の指定会社M社より口座がFAXで送られてきた。
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A社は、翌日の26日に、指定会社M社の口座へ送金した。
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1.加藤産業㈱西近畿支社神姫物流センター新築工事(神戸市)
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2.神戸市総合児童センター移転整備工事(神戸市)
予定価格31億3199万9000円、落札30億6700万円。落札者は青木あすなろ・矢野JV。応札は柄谷・寄神JV,ソネック・トーホーJV、明和・関JV、大豊・森本JV、青木あすなろ・矢野JVの5JVであった。
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3.南港北中学校増築その他工事(大阪市住之江区)
大阪市は、「南港北中学校増築その他工事」を一般競争入札し、5億4000万円(税別)で青木あすなろ建設大阪本店(大阪市北区)に決めた。入札には青木あすなろ建設、生川建設、野村建設工業の3社が参加した。予定価格は5億6131万1000円(税別)。
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送金はしたが、工事は受注していない。それは、送金直前にA社の社長の母親が亡くなり、葬儀で忙殺され三上部長に工事受注交渉ができず、連絡を取ったのが3月の後半であったが不通状態が続いた。今現在は、三上部長の名刺のFAXは不通状態である。
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この連絡が取れない原因は、監査で実体のない工事請求書がいろいろな下請けに出され、不明朗な金銭が発生したことが原因といわれている。
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前筆頭部長も4回会社に呼ばれ、事情聴取を受けており、この一連の不祥事では、小野寺弘幸代表取締役も陣頭に立ち事情聴取をしているようだし、聴取を受けている業者の内容では会社側弁護士が立ち会っているようだ。青木あすなろの社内では、「かかわった会社は使うな」という意向のようだが、会社が必要で調達した金は何処へ行った(地元対策資金)のか、その調達の延長上で三上部長の個人消費した金もあるやもしれないが、青木あすなろ建設はA社に対し、「三上と個人的付き合いでの送金」と突っぱねている。
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個人の問題にすり替えようとしている青木あすなろ。その態勢が固まるまでは、三上部長を隠しておくつもりだろう。青木あすなろが、個人的付き合いと撥ねつけたA社が送金した770万円もの金。三上部長が企業の裏金調達の一翼を担っていたという別証拠もある。
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