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2019 / 12月

兵庫県・加東市:東条地域小中一貫校・入札不調!

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市議会・建設工事費見直し!
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兵庫県加東市会は総務文教委員会を開き、市が2019年5月に入札不調に終わった東条地域小中一貫校の建設工事費について、約6億円多い約52億円になるとの見直し案を発表した。議員からは「見通しが甘かったのでは」などと市の建設計画を批判する声が相次いだ。
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同市が2021年春の開校を予定する東条地域の小中一貫校を巡っては5月、建設工事の一般入札が不調に終わった。国庫補助事業のため再入札は来年度になり、事業見直しのため工期が遅れ、新校舎の使用が遅れる事態となっている。
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市こども未来部が、資材単価や人件費の高騰で建設工事費が増加したことを報告。来年度にまたぎ支出が予想される債務負担行為が現在より約6億円増えることを示し、12月市会で補正予算として提案すると説明した。建設工事は20年から実施する予定。
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ある議員は、市が行革の一環として、今後も小中一貫校の整備を計画していることを指摘。「東条地域が6億円増えれば今後、進める社、滝野地域の一貫校の計画にも影響が出る。6億円はどこからもってくるのか」などの意見が出た。
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市小中一貫教育推進室は「建設工事を発注した際、五輪関連の発注は終わっており、市場は落ち着くと予測していた。見通しが甘く申し訳ない」と釈明した。
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二階幹事長:安倍政権に辛口発言!

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安倍首相に“口撃”2連発!
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日刊ゲンダイより
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今ごろ、安倍首相は疑心を深めているに違いない。自民党最大の実力者・二階俊博幹事長が、安倍首相を直撃する発言を連発したからだ。二階氏は11月26日、記者会見でこう発言した。
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まず、安倍政権が「桜を見る会」の招待者名簿を廃棄したことについて、「のちのちの記録、来年の参考にもなるから、いちいち破棄する必要はない」と安倍政権の対応に苦言を呈し、さらに安定的な皇位継承に関して、「男女平等、民主主義社会であることを念頭に考えていけば、おのずと結論は出ると思う」と、女性天皇を容認してみせた。
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いずれも、大多数の国民が納得する指摘だが、名簿の廃棄を「問題ない」と強弁し、女性天皇を否定している安倍首相からしたら、真っ向から異論を突きつけられた格好である。
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もともと、安倍首相と二階氏の関係は、決してよくない。9月の改造人事の時、安倍首相が幹事長から外そうとし、2人の間に亀裂が走ったとみられている。
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二階発言の狙いは、どこにあるのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。
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「ズバリ、安倍首相の命運は俺が握っている、という二階さんの脅しでしょう。ただでさえ、“桜を見る会”の疑惑が拡大し、内閣支持率が急落し、安倍1強だった党内の空気も変わりつつある。安倍首相は、“二階発言の意図はなにか”と疑心暗鬼になっているはずです」
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実際、自民党の国会運営次第では、安倍首相はどんどん窮地に追い詰められていく。
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しかも、二階氏は、派閥領袖と会食を重ねるなど、“ポスト安倍”選びに動きだしている。
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「安倍首相にとって、二階幹事長の存在が脅威なのは間違いないでしょう。二階幹事長の強みは、“ポスト安倍”に浮上している菅義偉官房長官と近いことです。いずれ、二階派と菅グループを合併させて最大派閥を結成するのではないか、という臆測も流れている。もし、二階―菅の2人がタッグを組んで“ポスト安倍”に動き始めたら、安倍政権はあっと言う間に崩壊しかねません」(鈴木哲夫氏)
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二階氏は変幻自在だけに発言の真意が測りづらい。安倍首相は気が気じゃないはずだ。
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公明党の山口那津男代表は11月29日の党会合で、28日夜に安倍晋三首相と会食したことを報告した。「(国会)会期末、政府・与党で緊張感を持ってしっかり当たっていこうと確認し合った」と説明。両氏が一対一で夕食を共にするのは珍しく、公明党内では衆院解散などが話題になったのではないかとの臆測も出ている。
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首相主催の「桜を見る会」について、首相が「ご迷惑をお掛けしている。しっかりやります」と語ったという。
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公明党幹部によると、28日の会食は首相からの呼び掛けで約2時間行われた。山口氏は首相と2018年11月に政権幹部らとともに夕食を共にしたことがある。ただ、第2次安倍政権発足後の7年間近くで両氏が夜に2人で会食するのは初めてという。定期的な昼食会は首相官邸で行われている。
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