北朝鮮:ICBMのエンジン実験・再開!

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アメリカ本土を狙うぞという意思表示!
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“期限”迫り中金正恩式「圧力」か!
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北朝鮮北西部の東倉里にある発射場で11月5日、大型のコンテナが確認されるなど、活動の兆候が見られたとCNNが報じた。東倉里は、ICBM=大陸間弾道ミサイルのエンジンが開発された場所で、去年の米朝首脳会談で施設の取り壊しに合意していたが、再びエンジンの実験を行う可能性がでてきている。
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トランプ大統領は3日、金正恩委員長について「彼はロケットを撃つのが好きだろ?だから私は彼のことを『ロケットマン』と呼んでいるんだ」と述べていた。これに対し、北朝鮮は「再び対決の雰囲気を増幅させる発言と表現を使うなら、本当に老いぼれのもうろくが再び始まったと診断すべきであろう。米国の挑発が再確認できた場合、我々も米国に対抗して暴言を開始するであろう」としていた。
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米CNNテレビは5日、最新の衛星画像に基づき、北朝鮮が北西部東倉里の西海衛星発射場で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などに搭載するエンジンの実験再開を準備している可能性があると伝えた。
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CNNによると、衛星写真は5日に撮影。エンジン実験施設に以前はなかった大型の輸送用コンテナがあったことから、専門家は実験再開に向けた動きだとの見方を示したという。
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西海衛星発射場はこれまでICBMに搭載されるエンジンの開発などに使われてきた。トランプ米大統領は昨年6月の米朝首脳会談で金正恩朝鮮労働党委員長がミサイル実験場の破壊を約束したと説明。一時は北朝鮮が同発射場で施設の解体を始めたとみられていた。
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北朝鮮の国防科学院の報道官は8日午前、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表した。
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「ソヘ(西海)衛星発射場で7日午後、非常に重大な実験を行った。この結果は、遠からずわが国の戦略的地位を変化させるうえで重要な作用をするだろう」としている。
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「ソヘ衛星発射場」は、北朝鮮北西部の平安北道の東倉里にあり、以前、「人工衛星の打ち上げ」として事実上の長距離弾道ミサイルが発射されたほか、ミサイル用のエンジンの実験なども行われている。
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北朝鮮は、アメリカとの非核化交渉をめぐって、一方的に「年内」という期限を設けて譲歩を迫っていて、長距離弾道ミサイルの発射を再開する可能性を示唆してアメリカ側を揺さぶるねらいもありそうだ。
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ホワイトハウスのオブライエン大統領補佐官は、7日、西部カリフォルニア州で開かれた安全保障問題に関する会合で、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルを発射する可能性について問われると、「われわれは北朝鮮を注意深く監視している」と述べ、北朝鮮の動向を注視していると強調しました。
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そのうえで「われわれは北朝鮮との緊張を緩和し、金正恩委員長が非核化の約束を守るよう説得するために懸命の外交的努力を続けている」と述べ、緊張の緩和に向けて非核化協議に応じるよう呼びかけを続ける考えを示した。
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北朝鮮のリ・テソン外務次官(米国担当)は3日の談話で、停滞する米朝協議に関し「クリスマスプレゼントに何を選ぶかは米国の決心に懸かっている」と述べ、年末までの譲歩を要求。米側の対応次第では、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などを強行する可能性を示唆した。
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金氏の声明はさらに踏み込んでおり、揺さぶりを強めた形。米国の求める「持続的で実質的な対話」についても、「内政課題のために朝米対話を利用する時間稼ぎの策略」と批判した。
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トランプ米大統領は声明に対し、「北朝鮮が敵対的な行動を取れば驚く。(朝鮮労働党委員長の)金正恩氏とは非常に良い関係にあるし、双方ともそれが維持されることを望んでいる」と述べた。
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沖縄からコブラボールを飛ばした米軍。長距離エンジンの実験をキャッチしたことであろう。トランプ大統領も言葉遊びに終止符を打つのか、完全無視を決めるのか、2020年3,4月に何かの行動を起こすのか。その前に中国が、北朝鮮をどうするのか。朝鮮半島もきな臭くなってきた。
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