自民・総裁選:戦い終わって日が暮れて!

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残り3年・人事が焦点と言われるが!
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自民党総裁選は、最中より終わってからが面白いようだ。
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安倍、石破両候補の得票内容を見ても、順当な内容であったろう。だが、石破派は善戦と言い、安倍応援団は「どこが善戦なんだ」と開き直っている。
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麻生氏は、石破氏が平成24年の総裁選の決選投票で獲得した89票よりも、今回の石破氏の議員票が73票と少なかったことを指摘。議員総数が24年より増えていることにも触れ「常識的に89が178ぐらいにならないとおかしい。(議員総数が)倍に増えているんだから」と強調した。
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また、石破氏に関して「善戦」と報じたメディアについては「いろんな新聞が書いているけど、よく選挙を知らない人が書いているのか、よく分かっていない人が書いているのか」と皮肉った。
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石破氏は21日、「党員の45%が私に入れている」と述べ、憲法改正を急ぐ構えの首相を牽制。
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各紙とも、今後の人事発表に興味が移り、党役員や閣僚はどの程度変わるのかという事だ。役に立つか立たないか、閣僚経験のない議員は約75人もいる。安倍氏を推した派閥のボスは、自派からどれだけの数が閣僚に就けるかが焦点だ。
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安倍氏にとって、スキャンダルを抱えた省庁と総理大臣補佐官・内閣府の経済司令塔に絡む省庁の大臣はあまり変わることはない。
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幹事長、財務省、総務省、文科省、厚労省、農水省や内閣府特命大臣(18ポスト)の大半が変わるのではないか。
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10月1日に党役員人事、2日には新閣僚の発表がある。
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安倍首相は、9月23日から28日まで訪米する。その間は、人事に関する報道が多いだろう。閣僚未経験者の心理は、受験生と同じ「諦めているが未練が残る」という心境だ。
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