自民党総裁選:竹下派・相変わらず1枚岩になれず!

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参院議員は青木ドンの意向で石破支持へ!
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衆議院議員は安倍支持議員も!
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9月の自民党総裁選挙で、竹下派の参議院議員が石破氏を支持する見通しが強まったことを受け、党内の各陣営の動きが活発化している。
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7月30日昼、国会近くで、安倍首相の出身派閥・細田派幹部の塩谷選対委員長と、出馬を見送った岸田政調会長、そして総裁選への対応を明言していない、竹下派の竹下総務会長が会談した。
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出席者の1人は会合のあと、「竹下さんは悩ましそうだった」と語った。
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竹下派は、参議院側が石破氏支持に回る見通しの一方、衆議院側には、安倍首相への支持を明言する議員も多いため、分裂選挙となる可能性が高く、竹下氏は難しい判断を迫られている。
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竹下派は、8月上旬に派閥としての方針を正式に決定する見通し。
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竹下派の動きを受け、石破元幹事長は、歓迎する意向を示した。
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石破元幹事長は、「(安倍)一強だとか、3選の流れだとかいう中で、あえて、そういうような判断をしていただけるとしたら、つらいときに、そういう判断をしていただけるとしたら、とてもありがたい」述べた。
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一方、小泉筆頭副幹事長は30日、党内の若手議員らとともに、高知・大川村を視察し、総裁選について、「最後の構図はわかりませんから、最後までしっかり考えます。(事実上一騎打ちだと、政策的な議論などが深まらないという声もあるが)それは、選挙はやってみなければ、わかりませんから」と述べた。
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小泉氏は、2012年の総裁選挙では、石破氏を支持しており、今回の対応は、党員票の行方にも大きな影響を与えるとみられている。
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岸田氏も、竹下氏も「優柔不断」という点では同類なのかもしれない。政治家は人智を傾け人望を誘ってみても、いざという時の決断()が鈍ければ、人は付いてこない。そういう点で小泉進次郎氏は先を読み過ぎ、小利口過ぎはしないか。
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