経済誌のゼネコン特集:2010年12月18日号・下!

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恥を持ち合わせない民主の鳩山・菅政権!
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菅直人は平成22年6月11日(金)第174回国会における菅内閣総理大臣所信表明演説で、冒頭、次のように話始めた。
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国民の皆さま、国会議員の皆さま、菅直人です。このたび、国会の指名により、内閣総理大臣の重責を担うこととなりました。国民の皆さまの期待に応えるべく、力の限りを尽くして頑張る覚悟です。
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(信頼回復による再出発)
長きにわたる閉塞状況を打ち破って欲しい、多くの方々の、この強い思いにより、昨年夏、政権交代が実現しました。しかしながら、その後、「政治と金」の問題、さらに普天間基地移設をめぐる混乱により、当初いただいた政権への期待が大きく揺らぎました。私も、前内閣の一員として、こうした状況を防げなかった責任を痛感しています。鳩山前総理は、御自身と民主党の小沢前幹事長に関する「政治と金」の問題、そして普天間基地移設問題に対する責任を率直に認め、辞任という形で自らけじめをつけられました。
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前総理の勇断を受け、政権を引き継ぐ私に課された最大の責務、それは、歴史的な政権交代の原点に立ち返って、この挫折を乗り越え、国民の皆さまの信頼を回復することです。
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これから先の意味のない演説文は省略する。
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ノーマルな日本国民の多くは、恥というものを知って慎ましく生活しているが、日本の政治権力の頂点に立つエリートであるはずの日本国総理大臣の中から、中国共産党幹部も顔負けの恥知らずが現れた。 それはすなわち、民主党政権の一代目と二代目の総理大臣、鳩山由紀夫と菅直人氏である。
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鳩山由紀夫という政治家の軽薄さと愚かさを天下に晒した最たるエピソードは、総理大臣在任中の2009年11月、普天間基地の移設問題でオバマ大統領に「トラスト・ミー」 と言って同盟国の米国を公然と欺いた一件だ。

鳩山氏の発したこの約束の言葉には何の裏づけも根拠もなく、単に口から出まかせであった。 約束を公然と反故にする中国共産党の指導者でさえ、米国の大統領に対してはこのようなレベルの低い嘘をつかないであろう。
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この鳩山氏に対し「ペテン師」だと罵倒したのが、後任者の菅直人氏である。
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菅氏は総理大臣在任中の2011年6月、野党が提出した内閣不信任案が民主党内の一部賛成を得て可決される見通しとなったため、「震災対策に一定のメドがつけば」 と自発的退陣を表明した。この一言で民主党内の反主流派が矛を収め、不信任案は否決されたのだが、その途端、菅直人氏が前言を翻したのだ。「退陣時期を約束したものではない」などと開き直り、 政権に居座り続けたのだ。
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・沈む大手、知事務地方(2p)

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・受注減が「建設離れ」も招く(2p)

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・凍える地方ゼネコン(6p)

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・変われぬ会社は市場から退出(3p)

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