リニア・名城非常口工事:発生土・鉛と化合物の汚染!

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リニア非常口、愛知県警の隣に JR東海が着工へ!
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JR東海はリニア中央新幹線のルート上に設ける非常口のうち、名古屋市中区三の丸に作る「名城非常口」の工事契約を大林組・戸田建設・ジェイアール東海建設JV結んだと発表した。
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JR東海は東京都や愛知県など都市部だけで13カ所の非常口を設ける予定。
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名城非常口は愛知県警本部の東隣にある公園跡地に建設する。非常口は直径40m、深さ90mで、工期は19年9月までを予定している。リニアの工事中はトンネルを掘削するためのシールドマシンの出入り口となり、開業後は換気口や非常時に出入りする階段やエレベーターを設ける。
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名古屋市の報道資料 2016年6月23日発表 「土壌汚染の報告について」 は当初の記事に記録して、『「報告者に対し、適切な土壌汚染対策を実施するよう指導を行います。」の結果報告が必要です。』と書いていた。
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2017年11月20日、「形質変更時要届出区域台帳」に書かれた 中区三の丸二丁目(指-100) が名城非常口の住所であった。試料の採取を行った日は、平成28年5月30日、7月2日、8月9日~13日、8月25日 と出ている。
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指定年月日は、平成28年11月11日、指定区域は「工事用地」で面積は当初指定時:1910.2㎡、一部指定解除が二度、現在は 1310.2㎡ 指定に係る特定有害物質の種類は、鉛及びその化合物。土地の形質の変更の実施状況は、2016年9月29日~12月19日に行なった「土壌汚染の除去(基準不適合土壌の掘削による除去)」で、それを「分別等処理施設にて処理」したという。処分先の確認はまだしていないが、県内業者で処理後、セメント原料として再資源化された。土壌溶出量(土壌に水を加えた場合に溶出する特定有害物質の量)で、土壌含有量(土壌に含まれる特定有害物質の量)は基準値以下だったようだ。28年度の不適合土壌の搬出量は5012tであった。
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