㈱ケンコー:生かされたのか・殺されたのか!②

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2013年・コンサルの財務調査報告 抜粋!
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㈱ケンコーの再建計画策定のために、現状調査が必要と言われ親和銀行から紹介されたNコンサルタントが2013年10月25日に作成した「財務内容等の調査報告書」の中から、必要部分を抜粋した。
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この内容は、一般的に公正妥当と認められた監査基準に基づく内容ではないという、但し書きがある。
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以下に抜粋資料10ページを掲載する。
1.法人財産と個人財産を一体化した純資産


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2.借入先の別の保全状況


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3.修正後の貸借対照表1と2


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4.有形固定資産


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5.土地明細


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6.現金及び預金


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7.借入金


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8.非保全財産の仮資産額


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9.(清算した場合の)清算配当見込率


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㈱ケンコーの事業計画案は、2013年9月27日に作成され、金融機関に提示されたが、2012年8月期現在の財政状況説明に正確さがあるのか、数字・計画書を第三者機関に再チエックすることを主眼としたのがコンサルの財務調査であったろう。
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再生事業計画は2014年を始期として10年計画であったが、旧経営陣は交代し、3年目にして会社売買となってしまった。
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7月20日には、九州ガスが新たに経営者となる中、㈱ケンコーの再生計画書を載せる意味がなくなった。
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次回は「監査法人が財務調査をした報告書」の一部を抜粋し掲載する。
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