奈良のI・T・O:ベルトコンベヤー事故・書類送検!

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なぜ作業員の名を隠すのか!
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奈良県大淀町の工場で作業員がベルトコンベヤーに巻き込まれ死亡した事故で、リサイクル業者が書類送検された。
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労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、奈良市のリサイクル業者「I・T・O」と生産管理課の男性課長(41)で、「I・T・O」と男性課長は本年8月、大淀町のリサイクル工場で、男性作業員にベルトコンベヤーの下に落ちている木くずを掃除させる際、機械に囲いをつけるなど危険防止に必要な措置をしていなかった疑いがもたれている。
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男性作業員はベルトコンベヤーに巻き込まれ死亡しました。「I・T・O」では別の工場でも死亡事故が相次いでいて、奈良労働局が業者の安全管理に問題がなかったか引き続き捜査しています。
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今もってはっきりしないことが1つある。このような死亡事故の場合、男性作業員の名前や住所場所(奈良県の何々市)程度は出るが、今回のように名無しの権兵衛扱いは珍しい。巷間の噂では、臨時作業員であり身内も居ないのではないかというのだ。
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このI・T・Oは関連会社で「株式会社クリーンエナジー奈良」があり総事業費約38億円をかけ、 木材由来の資源「木質バイオマス」による発電所も所有している。この会社の代表者は(株)I・T・O 代表取締役 伊藤 孝助氏である。
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